Wednesday, November 15, 2006

ザ・コソ練

11月15日(水) #18 平日のコソ練です

水曜日に練習しているとても熱心ないちごチーム。それに合わせて出ているジョー艇。そして毎週末練習している我がチーム。3艇で冬の間キッチリとスピード練習を重ねていけばきっと成果があるよね・・・ということで実現した平日練習の第1弾です。これぞ正真正銘のコソ練!わたしは会社員ゆえ年に数回しかできないと思うけど。

昨日は南が吹き荒れていて、とても出せる状況じゃなかったようだけど、今朝は北風に変わり落ち着くことを祈りつつ車を走らせていると・・・こまPからTEL。

「・・・赤旗だよ」
え゛ー、そりゃないよセニョール! 会社休んだのにーっ!

でもとりあえずハーバーへ向かいます。
第三京浜の事故渋滞で大幅遅刻して到着すると、赤旗降りてました!ラッキー。風はブイブイ吹いていて、絶好の練習日和です。残念ながら今日はジョー艇は来れないのでいちご号と2艇で練習です。

海面に出てみると、南からオバケうねり。ホモ・ビーチ沖の波はチューブ巻いてるし、名島なんてもー、「津軽海峡冬景色」みたいにドッパーン!風は強弱も振れもある北東~東。 うねりに翻弄されヒールしたり、アンヒールしたり。フルハイクのコンディションだけど、うねりの処理でスピードを維持し続けるのが難しそうです。Uさん曰く、 「どこに軸を置いて走らせるかがダイジ」 とのこと。

今日はダクロンで出ました。わたしたちにはオーバーパワーの風なのでクリューの穴は1コ下、うねりはともかく波はそれほどないので、きっちりとジブを引き込んで走ります。 高さは相当いいのですが、低く走るいちご号に頭を出される場面もあります。なんかもっとやりようがあるはずなので、セッティング変更。今度は、ジブリーダーを1つ外に出し、アウトホール、カニンガムをもっと思い切ってタイトしてみました。そしたらこの風域でもなんとかついていけるようになりました。ギア・チェンジは大胆に、デパワーはもっと大きく思い切って、というのが今日の成果です。

今まで色々な場面で走ってきて、わたしたちはどうやら 「高く走れること」 がアドバンテージのようです。なので、スキッパーに命名してあげました。 ズバリ、『 上り殺しのU 』 いいでしょ。カカカ。
今後は、これを武器に精度を上げていき、いろいろな風域で生かせるようにすることが練習テーマになりそうです。

自分の方はというと、あまり進歩がありません。いつも同じようなこと書いてて情けないなぁ。
パフコールしようと思っても、低い目線から見てると、どこも同じように風あるように見えるんだもーん(-_-;)。特にリーチングの時は、ヘルムスマンの背中の風を逐一見ておかなくちゃ対応できないのに、なんだかイッパイイッパイですぐに黙り込んでしまいます。テルテールばっかり見てたら目線が違うヨ、と指摘されたり(恥)。「ずっと見てたらダメ、トリムとバランスに集中しながらも、相手艇チラ見して伝え、風チラ見して伝え、風掴んだら(波に乗ったら)バランスとトリムだけに集中。」 とアドバイスをもらうけど、そんなぁ、まるで千手観音だよぉ。・・・と当たり前のことが未だにできないわたしです。今まで色々な人と乗って、ずっとやった気になってたけど、レベルの高い人と乗ってみるとやっぱり何もできていなかったことに気付きます。

いちご号が引き上げたあと、沖メシ休憩をしてヘルムチェンジ。寒いから絶対沈しないでね!と言われるけど、いやァわっかりません、そんなの。するかもしれませんヨ。と宣言し(^_^;)、東浜をめがけてリーチング。何回かジャイブして気分良く走っていたら、ズルっと滑ってアンヒール!
あ゛ーっ
でも結構、あきらめ早かったです。お尻から11月の海にバックロールエントリー!記念すべきUさんとの初沈です。ブルブル~ッ!2回目のトライで沈起こし完了。
気を取り直してクローズ。まず、ティラーさばきがなってません。ここから練習です。冬の間にきちんとハンドリングできるように練習して、そこからがやっとスタートラインです。長い道のりだけど、めげずにてくてく歩きで行きます。

その日の夜、こまPから今日の練習についてのインプレッションがメールで届きました。意識を高く持って真剣に取り組む姿勢にいつも刺激を受けます。今日は本当に充実した練習でした。来シーズンを目指してこうやってお互い切磋琢磨できればサイコーですね。次は是非ジョー艇と3艇でやりたいものです。
継続は力なり。やっぱり毎週乗りたいです。

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