Wednesday, April 8, 2009

土日練習② 格段の進歩

3月29日(日) 練習#9

朝からいい風吹いてます!のんびり朝デニしていたらソニーKくんUskeチームから呼び出しくらいました(ウソ)。手ぐすね引いてまってるらしい (^_^;)。でも一緒に走る練習相手がいるのはありがたいことです。

昨日のセッティングは、やっぱりなんぼなんでも固すぎだろう、ということで半ピン緩めます。これで、前回の負け負けの時より半ピン詰めの状態です。マストステップのワッシャーも交換しているので、フォアのテンションは+1mm分はあがってるはずです。出艇時、葉山港の風速計は北東最大12m、平均10mと表示されてました。でも出てみるとそれよりは今は少し弱めな感じです。風向こそ違うけど、前回の負け負け風と同じような風速なので、今日は凹まずに色々トライしてみようと思います。デラからもI川艇、Y本さんも出てきて、テーザーは4艇。みなさん速いので胸を借りるつもりでがんばります。

一本下って沖出ししてから上りはじめますが、やっぱりこの風だと非力なわたしはドタバタしてしまい、きっちり走れません~。とりあえず感覚掴むまで一往復はマイペースで行く事にします。この時点でかな~り逃げ腰(-_-;)。

次のラウンドは、Kクン&Uske艇に声かけてもらい、一緒に走りはじめます。でもあまりにもヨロヨロ走るので、まずHさんにヘルムを交代してもらい、メインの出し入れやハンドリングを見せてもらうことに。なんかー、人がやってるのを見るとー、楽に走っているように見えるー。なんでー(T_T)。

気を取り直して次のラウンドでまた交代。前回乗った時は、ツボに入っている時間が殆どなくて、その上パフに入った時の対応も遅くて、いつもオットット~とオーバーヒールするので結果メインの出し入れが大きすぎて、まったくもって安定して走れませんでした。今回のテーマは、キープフラットでパワーをスピードにきちんと変換することです。当ったり前だろ!というツッコミはナシでお願いします。

暫く走ってみると、ジブのサギングが殆どなくなって、グルーブ広く非常に走りやすいことに気付きます。やっぱりリグ詰めてよかったのかな。わたしたちのウエイトは現在119kgなので、ダンシペアの他の3艇に比べると20kg前後は違うと思われます。風が落ちたときでもフル、パフではかなりオーバーパワーだったけど、あれ?ちゃんと重いダンシチームにくっついて走っています。へー。

他にも色々試してみます。
クローズ。前回と変えたところは、ジブラフテンション、ダガーの上げ量、アウトホール。メインのフットを緩めにして、ジブラフのテンションは意識してきつめに、ダガーはデッキレベルやや下くらいまであげた時がいい感じです。結果、パフに入った時スピードを増して前にクッと出る感触を何度か掴むことができたので◎。でも、手足短いのでハイクアウトポジションからメインを切るのが難しいッス。なのでカムにかけずに浮かせて持ったままハイクアウトするのは拷問に近いものがあります。こうなるんだったらトラベラーの方がずっと楽かもしれません~(T_T)。今回はビビッてまた強風トラベラーを封印してしまったけど、次は必ずトライ。使える風域を増やしていかないといけません。自分のハイクアウトが思ったより効くことも再発見。やっぱヘルムスマンもサボってちゃダメですねえ。

ランニング。アクションの後、いつもローリングしてビビってしまいます。それから、ブローで低く走ってる時、みんな同じ角度で走ってたのに一人だけワイジャイしてしまいました~(恥)。バングがゆるかったかな?ちょっとしたきっかけだと思うので、ブームをきっちり押えてもらって、フワっとなりそうな予兆に気をつけないと。あと、ウィスカーを張っている時、シモ側のジブシートも必ずきつく引いてカムにかけた方がいいですね。こうすることによって、スピンで言うところのフォアガイの役目をしてキレイなリーチで安定してジブを展開できます。ぜんぜん違います。前回M猿が教えてくれました。M猿アリガト。

リーチング。相変わらずメインの出し入れ量が多すぎー。もっと腕力必要。順風では1レグ持たないかも。みんなリーチングはトラベラートリムなのでしょうか?そのほうが効率的?もう少し安定して長くプレーニングを維持できるように特訓が必要です。トロトロしてるとレースでは一気に差をつけられてあっという間にビリになっちゃうので!!

岸近くはフレフレだったけど、頭出したり出されたりしながらみっちり走り、最後までみんなで絡んでとてもいい練習になりました。今日は、前回に比べたら格段の進歩です~。前回は1レグの間にもうウン十メートルくらい離されて、我ながら痛々しいくらいにダメダメの負け負けでした。でもセッティング変えて、他にも色々な事を試しただけでこんなに違うなんて、やっぱりチューニングってダイジなんですねえ。色々なコンディションがある中で、どこに軸足を置くのかが重要になってくるので迷い多くまだまだ遠い道のりですけど。

サイドを詰めてみて、固めのダイヤモンドと相乗効果があったのかな?とも思います。テーザーのマストはとても柔らかく、しかもローテートさせるので、一般的なフネと違って?シモ斜め前におなかが飛び出したように?ベンドしますよね?それをもう少し抑えてみようということでダイヤモンドを張ったんだけど、嗚呼でもわたしは実際のところどうなのかよくわかってませんでした~。で、今日のセッティングで走ってみたインプレッションは以下のとおりです。間違ってたら誰か教えてください~。

・ある程度の風が吹いてもジブとメインのスロットルはじゅうぶんで、バックウィンド入りにくい。
 ⇒ リーダーを外にしなくてもいいから、結構角度がとれる。
・でもバング引きすぎ注意。
 ⇒ 以前のようにバング引くと斜め皺が入ってしまい、セールシェープがなくなり走りにくくなる?
・同じテンションでもダイヤモンドがタイトだと、横っちょに曲がりにくいので、アイポイントより上が逃がしやすいかたちになる?
 ⇒ セイルの上の方で逃がし、下の部分できっちり走る感じ?

こういう話題は深すぎて・・・わたしにはまだよくわからないけど、まぁこんなこと考えて眠れなくなるなんて、ある意味進歩です。だんだんハンドリングに慣れてきたので、スピードや角度に意識を向けられるようになってきて、走り比べの場面に応じてピンチ/ドライブなどモード切り替えも今日初めてうまく実践できました。順風で最後までダンシチームと互角に走れたのも初めてのことです。あがったら、Y本さんが「今日はなかなかがんばってたジャーン」と声かけてくれました。ウレシイです。でもまだまだレースとなったら後ろが寂しい状況だと思われ、、、、(^_^;) 激練が必要だけど、葉山フリートのみなさん、これからもしょぼいわたしをよろしくお願いします。

Monday, April 6, 2009

土日練習① ウォームアップ

3月28日(土) 練習#8

一週あいてしまいましたが、3月最後の週末は土日とも練習です!
初日の土曜は、朝葉山到着すると、結構いい風が吹いてます。先週負け負けだった順風下での上り。あんなに差が付くものかと実際チョット(かなり)凹んでしまいました。でも現実なので、凹んでいても仕方ないッス。

それに、前回はかなり走り負けていたのに、それは自分の腕のせいだと思って、何もせずに漫然と負けの走りを続けてしまいました。腕の差も大きいと思うけど、でもそれだけじゃないはずなので、もう少し順風~強風の走りを改善できるようセッティングを変更します。
まず、思い切ってシュラウドを1ピン詰めます。スライダーは引けるところまで引いて、サイドのテンション26、フォア11。フォアをとめるのにロープのテークルで引かないと止められないので、たぶんこれはチョット詰めすぎだと思うけど、ダイヤモンドも結構固めなので、マストのベンド量がどんな感じなのか・・・。強風ではありかもしれません。今日は単独練習なので、どんな風に違うのか試してみたいので、とりあえずこれで出てみます。

でも・・・陽射しが出てきたら風はだんだん落ちてきました。なので明日のためのウォームアップのつもりで、基本動作を丁寧に確認。風の強弱が激しいので、トラベラーをあげて固定し、メイントリムが肝です。でもタックの時にシモのトラベラがフリーなのに、間違えてメインシートでタックしちゃったりして注意!
2時間弱しか乗っていませんが、南風の第一陣が届いたと思ったら、また北が巻き返したり、と北と南のケンカがはじまってしまいました。葉山沖ではありがちです。名島寄りに南東の細長いブローライン、でも逗子湾の奥は北東風がおりてきています。真ん中は、、、、無風。しばらく漂ったけど、帰れなくなりそうだし明日もあるので退散することにしました。

成果という成果はなかったケド、とにかく海に出て、たくさん乗ることがダイジと割り切ります。明日、すぐに感覚を掴んで練習を開始するためのウォームアップになりました。