Wednesday, March 18, 2009

負け負けの走り。

3月15日(日)練習#7

ミッドウィンターが終わってからなかなか予定が合わず、3週間ぶりの練習です。かなり待ち遠しかったです。天気良く、前半は北の微風かと思いきや、午前中から既に西にまわってまずまずの風が吹いてます。今日は、I川さん&I藤Uさん、Uジさん&M猿クンの2艇と頑張って走り合わせをしてみます。とりあえず一足先に出て、動作系の練習をしときます。軽風だけど、ちょうど二人ともオンデッキくらいの気持ち良い風の中、上って、下ってを何往復かしているうちにデラの2艇が出てきました。さっそく合流して並んで走り始めます。

この風域は非力なわたしにとって、ラブです~(≧∇≦)。スイスイ走ります~。互角か、ややリードな場面も。そこそこの風なのでメインはきっちり入れてトラベラートリムで全体のかたち、ツイストを見ながら走ります。軽風のスピードは今のところ◎。これはアドバンテージになると思うので、この風域でレースのポイントが稼げるように、ピンチ・ドライブなどのモード切り替えや、細かいテクニックを磨いていくように頑張らないといけません。順風以降になると厳しいことはわかってるので・・・。
ランニングでは、アンヒールの走りでわずかに感じる軽いリーヘルム。このヘルムを上手に活かしておろしていけるようなスピード感覚を身に付けるのが課題です。

で、だんだん風があがってきました。左にまわってきて南の風です。シモマーク廻ってのぼり始めたら、あら!まあ!結構吹いてました!で、わかってはいたけど、途端に負け負けの走りになります。(T_T) ちょい逃がしのコンディションになってからのギアチェンジが命題です~。力なく小さな出し入れができず安定してハンドリングできません。メインは甘いまま次のさらなるブローでは、苦し紛れにのぼして逃がすから余計にダメダメだったのかもしれません。のぼして逃がすなら、スピードを維持しながらうまく高さに変えていくツボに入れないといけないのに、そのスイートスポットが最後まで見つかりませんでした。

フルパワーを超えたとき、ただ風を抜いて余ったパワーを逃がしているだけじゃ、重いチームに置いていかれるのは当然です。パワーをスピードや角度にできるだけ変換しなくちゃいけません。一般的にはメインをきっちり詰めてトラベラーを下げていくんだろうけど、でも色々色々考えてるうちに、パワーがスピードになっていないと感じたら、もっとリーチを開いてから起こせるところまでブームを引き込んだほうがよいような気もしてきてます。こうやってたくさんツイストさせて走るのは、異端児ウドさんの走りです。

色々ダメ出しして、いい練習になりました~。試したいことがイッパイで知恵熱出そうです。でもそういうことを意識するようになったのは大きな進歩なのかもです。だって、ちょっと前までは、「クローズを走ること」に一生懸命だったから。ワハハ。
走り比べは×だったけど、前より落ち着いてちゃんと走れるようになったので、次は角度・スピードを考えるステージへ。レベル低いけど、じっくりコツコツです。

Saturday, March 7, 2009

リチャードからのメール

3月6日(金) ワールド準備委員の独り言

ワールド開催まで残すところ半年余りとなり、いよいよ本格的に忙しくなってきました。色んなことを抱えすぎてしまったわたしは、最近寝る時間があんまりありません。寝不足はお肌の大敵だけど、そんなこと言っていられないくらい仕事が溜まってしまい、手帳にズラーーーっと書き連ねたTo Do Listを一つずつこなしては消していく毎日です。要領の悪い上に次々増えるからあんまり減らないんですが。関係者の皆さんご迷惑おかけしてスミマセン(-_-;)。

準備にあたって、海外からどのくらいの参加があるかは大きな関心事ですが、テーザーの最大リージョンであるオーストラリアは、一時期ほどではないものの依然として大変な豪ドル安・・・。ワールド遠征費用や日本国内の滞在費、コンテナ費用などもそれに比例して膨れ上がり、参加艇数を見込む上でとても厳しい状況にあります。それに加えワールドのすぐ翌月にシドニーで開催されるワールドマスターズゲーム(いわば、マスタークラスのオリンピック?ですかね?)のセーリング競技にテーザーが採用されたこともあり、New South Walesのテーザーセーラーたちは、ワールド参加を断念し、地元開催の超ビッグイベントに流れるチームも少なからずあるようです。

もちろんこの不況のご時世ですからホスト側も色々大変。もしかしたらとてもシンプルな手作りの世界選手権になるかも・・・という不安な気持ちを抱きながらも、たとえそうなったとしても、参加した国内外の選手には、絶対に楽しくてエキサイティングで有意義な時間を過ごしてもらおうと日々準備を進めています。

そんなホスト側の取り組みを知ってもらい、1艇でも多くのチームに参加の可能性を探ってもらおうと、世界のテーザーフレンドに向けて会長名のメッセージを発信することになりました。わたしは広報担当として、WTCのセクレタリのリチャードへオンラインエントリー開始のお知らせとともに、日本からのメッセージを添付したメールを発信したのが3月1日の深夜のことでした。

翌朝、リチャードから心温まる返信が届いていました。そして、会長メッセージは既にWTCAのウェブサイトに掲載されていて、テーザーカウンシルのメンバーにも早速転送してくれました。そのメンバーへのメールには、「今まで過去2回の日本のワールドはどれも素晴らしい大会で深く心に残るものだったから、今度も絶対そうなると確信している、だからみんな最後まで参加の可能性を探って、ワールドを盛り上げて行こう~!」と書き添えてありました。わたしはそのメールを見てガラにもなくチコっと泣けてきました。そして、大車輪の活躍のT口Uさんと一緒に苦労して作ってオープンしたばかりのシステムで、リチャードが第一号のオンラインエントリーをしてくれました。

わたしはその気持ちに答えたくて、2番目にエントリーをしようと思いたち!!エントリーリストを開いたら、すでにゲーリー&シェリーもエントリーしてました。なので3番です。リコナン貼りにくいけど、いいんです~。もしかしたら、「あのオンナ鼻息荒くもうエントリーしてるよぉ~」なーんて思われてるかもしれないけど(-_-;)、いつも様子見のわたしが早々にエントリーしたのはそんなわけなのです。まぁ鼻息ちょっと荒いのも確かだけど(^_^;)。

ワールド開催まで、あと196日。がんばろ~。