Monday, October 29, 2007

5年ぶり

10月28日(日) 

えーと、最後に乗ったのが確か2002年の稲毛ミッドウィンターだったから、5年半ぶりです、ぎゃわと乗るのは。今は無き会社のヨット部のメンバーで、1999年の秋から3年間コンビを組んでいた元・相棒であります。ひょんなことから連絡が取れて、久々に乗りますか・・・ということに。

前日は、女子コンビ・ろってんと乗るつもりでヒジョーに楽しみにしていたのに、突然やって来た台風20号のせいで中止になってしまいました。

で、翌日は快晴でした。キャーッ!(≧∇≦) 富士山でっかいよ~。

でも午前中はベタでした。ゆっくり艤装して、久しぶりのぎゃわは久しぶりの人に一通りあいさつなどして、あぶ食のおにぎりをパクパク食べてるうちに、南のそよ風が吹きはじめました。さっそく出艇。雲一つない快晴で、空気も澄んで水もキレイです。はじめは南西くらいの風で、ちょっと物足りない感じでしたが、しばらくするとオンデッキの風になり、後半は真南の風になり、一応軽~くハイクアウトできるようになりました。M下艇とUジロー艇も合流し、3艇で滑りを何本か。ズバ抜けて軽量のはずだけど、スピード無く頭を出すことができません。ま、今日はこんなとこでしょうか。ぎゃわも久しぶりにテーザーを満喫した様子。

久々のコンビで乗って楽しかったです。秋の日のセーリングを満喫。

Tuesday, October 23, 2007

すきま風

10月23日(火)・・・の独り言

最近ふやけてます。今年は気張らずにとりあえず楽しく乗る!という目標はひとまずクリアしました。でも、目の前にぶらさがっていたニンジンがなくなっちゃうと、なんとなくショボーン。急に寂しくなってしまいます。

夏から秋にかけて、A氏とのコンビで駆け足で3つのレガッタに出ました。A氏は、私にとってヨットの神様であるからして、どういうスタンスで乗ったらいいのサッパリわからなくて、色々考えて考えた挙句、考えすぎて、結局何も考えなかったのと同じでした(-_-;)。ワハハ。
結局わたしはA氏に頼りきって、ただの乗せられてるクルーでした。ちゃんとベストを尽くして完全燃焼したの?と自分の心の奥深くに訊ねてみると、即答できないのが正直なところです。でも一つだけ言えるのは、それでもメチャクチャ楽しかったってことです。

自分のセンスのなさを考えると、もうこれ以上ヨットは上手くなりそうにないし、こういうカタチで楽しくテーザーを続けるのだって、ありじゃないの?って思う自分もいます。だめ???

初めて乗ったミッドサマーの時、レース中のA氏はあまりにも静かで、わたしはすっかり困惑してしまいました。で、 「カウントダウンもいらない、周りの状況の"ホウレンソウ"も不要、会話もしない、自分はシングルハンダーなので全て自己完結だからゴメン!」 なーんて言われたりして、ちょっと切ない思いをしました。だって。それじゃあチームじゃないもん。
かと言って、コース引けとか風読めとか言われても、神様A氏を前にチッコイわたしはミジンコのように萎縮するだけですけど。そんなこともあり、A氏の事はもう宇宙人だと割り切って、とにかく全日本に参加できればいいや~と思うことにしました。

でもね。全日本一緒に出てみて、実際には、「風探して」とか「右左どっちがいい?」とか「○○艇はどう?」とか「あー、右が走り始めてるジャーンよく見ててよー」とか(^_^;;;)。まぁごく当たり前の会話だけど、だんだんチームっぽくなってきたし、やっぱり宇宙人じゃなくて人間だったみたいだし、そんな些細なことでもわたしは楽しくなっちゃって、嬉々として乗ってたわけです。

で、全日本が終わりニンジンなくなりました。突然また永遠のスパイラルに戻るんです。
わたしは~、 一体ぃ~、 どうしたいんでしょう???

今、モヤモヤして死にそうです。ま、死にはしないだろうけど(-_-;)
とりあえず、乗ります。まだ思考停止状態だけど、誰とでも乗ります。せっかく葉山に乗れる環境を持っているんだから、乗り倒します。そのうち、どうしたいかわかるかもしれないし。

全日本選手権2007-2日目!

10月7日(日) 全日本2日目

2日目は、朝から晴れ。北西の軽風です。
第4レース、下有利のライン。シモ目を狙って流しますが、スタート30秒前くらいに更に左に振れて、ラインまで上りきれず。もっとシモしいたフネはアウターをかわせなくなり混戦のスタートです。下寄りにいたわたしたちは即タックして、仕方なく15艇くらいのお尻を通って右へ出ます。でも右に出たのは大成功でした!いい景色で1カミ回れそうだったけど、最後長いスタボーアプローチとなり、ブランケ受けまくり落とされて5~6番回航。このレースも最後はちょっと片のぼりぽくなり、順番殆ど入れ替わることなく6位。上位はだいたい同じ顔ぶれです。もうチコっと上に行きたい~。

第5レースはゼネリコの後、ブラックがあがります。で、1カミトップ回航!したんだけど、サイド下で超軽量T田組にあっさり抜き去られ、2カミでは左~真ん中海面をチョイスしたK部夫妻にまんまとやられ、トップを維持できず…。3位フィニッシュです。有利な海面は、右や左や真ん中や目まぐるしく変わるし、振れ幅も大きくてとても難しいレースでした。トップを維持できなかったとA氏ガックリ来てますが、わたしは風の振れやレースの大局を全然見ることができなくて、かなり足を引っ張った感じです。シュン。

最終レースです。泣いても笑っても、今年の全日本の最後のレースです。風は既に250度くらいまで振れきりました。潮もあるし、右海面を意識してカミスタートを狙います。で、カミイチで追い出されそうになるけど、ラフしてきたフネはラフしすぎてそのまま死亡!こっちも失速しかけていましたが、何とかスタート。ふー。艇団の右キープで走りますが、ダントツトップのスコアのK部夫妻がまた飛び出し、既に後続をカバーしながらの余裕の走りです。最終レースは8位でフィニッシュし、全日本が終了しました。

6-4-(11)-6-3-8のスコアで、総合成績は第5位。無事入賞(^_^)v。終わってホッとしました。楽しかったし!!

第22回テーザー全日本選手権 結果

Tuesday, October 16, 2007

全日本選手権2007-1日目!

10月6日(土) 全日本1日目

あんまり眠れなかったのに・・・5時に目が覚めてしまいました(T_T)。さすがに走るのはやめときましたが。いよいよ全日本です。8時過ぎにハーバーに到着。遠征してきた仲間にひとしきり挨拶し、いよいよ気分盛り上がって来ました~。今シーズンは、これまでのところ公式戦皆勤賞なので、みなさんとはしょっちゅう顔合わせているんだけど。

で、今日は晴れで微風の予報だったのに、肌寒い曇りで、しっかりとした北東風が入ってます。パドジャケ着てドックアウトです。いつもは余裕持って、ゆっくりストレッチして深呼吸して、最後にレースモードにカチッとスイッチ入れてから出るのに、なんだか今日はバタバタと慌しく出てきてしまいました。サイドステーのピンにテーピングしてくるのも忘れました。メンハリ留めるフックにガムテ貼ってくるのも忘れました。いつものルーチンを踏まないだけでなんだかチコッと不安になります。小心者なので・・・(^_^;)

第1レース、真ん中からスタート。ちょいシモのKキャプテンがロケットスタートしますがX旗揚がります。1カミは即タックして右海面を使いますが後半は左からポートアプローチ。2カミも右海面を行きますが、左へ行ったH尾夫妻が大ゲインで逆転されます。3カミは左振れシフトをゲットしてポートアプローチ。ぐんぐん上りますが、ちょっとオーバーセイル?まぁ順位はあまり変わらず6位でフィニッシュです。みんながスイスイ気持ちよく走る順風で逃がしながら走るのはちょっと切ないッス。

第2レース、カミ1スタート成功。風が安定しなくなり、右振れ入ったり戻したり。1カミを5番で回航したあとは丁寧にシフトを拾って行きましたが、なんとリーチングでイチゴ号に突破されます。(でも2シモで抜き返しましたが)。最後のサイドマークでジョー艇を捕らえて逆転、フィニッシュ直前で3マークを回らずにフィニッシュに向かったT夫妻を抜いて4位。

第3レースはいよいよ風があやしくなって来ました。ゼネリコの後、ブラックフラッグのスタート。シモスタートでしたが、コース中央まで行くと右がぐんぐん伸び始めます。あぁあぁあスミマセン見てませんでしたー(泣)。その先は気まぐれな風に翻弄されてまともなレースじゃありませんでした。最後は片のぼり競馬レースでコース短縮になったけど11位。ぐったり疲れました。 生粋のレイクセーラーであるA氏も、「こんなの誰もわからねー」と。でも地元稲毛チームが良く走っていた印象です。

パーティー会場に貼りだされていた暫定結果では3位だそうでビックリ仰天。でも2位とはダブルスコア以上の差があるので、欲出さすに淡々と、ですかね。

パーティー終了後、まほろってんと部屋飲みして色々語ろうと思ってたのに、部屋に戻ったら気ぃ失ってしまいました。あ゛ー、疲れたよー。でも明日も楽しくガンバリマス。

Thursday, October 11, 2007

いよいよ全日本!

10月5日(金) 稲毛入り

全日本前日の金曜日、新幹線でやって来るスキッパー様を新横浜でピックアップし、昼前に葉山に到着。
先週大雨で中止になってしまったハル重量の計測を済ませてから、カートップして稲毛入りし、セッティングをおこなう予定。・・・だったけど。ここで事件発生。顔面蒼白、泣きそうです。悪質というか・・・かなり凹んでしまう事件で、もう全日本は出れないんじゃないかと思ったけど、周りの人の助けでなんとか手はずが整い、夕方稲毛へ到着することができました。(ホント、どうもありがとうございます!)

稲毛でフネおろし、最後にリグテンションを決めました。フォアステーは昨年と違うものを使いますが、フォア長は上のシャックルを外したら、ほぼ昨年のと同じ長さに。ハウンド~デッキ間もトップマストにゲタ1つはかせた状態でクリアです。事前計測シートが完成した頃はもう暗くなっていて、ガードマンにせかされてハーバーを後にしました。

こんなドタバタの全日本でいいんでしょうか~?!
わたしはというと、ヘラヘラしてたけどホントは初日から立ち直れないくらいガッツリ落ち込んでしまいました。せめて、レースの期間中だけは事件のことは忘れようと思い、早く寝たんだけど・・・結局ろくに眠れず。

でもまぁ、楽しみにしていた全日本です。色々あっても、始まったらきっときっと楽しいはず。そう信じて乗ることにしました。そして、A氏と出る今回の全日本の目標は6位入賞ということにしてみました。A氏はどう思ってるんでしょう。聞くの忘れました。当然、「優勝」狙ってたりするんでしょうか。ろくに練習もしてないので、個人的にそれは相当厳しいだろうなぁと思うけど、わたしは楽しくベスト尽くしますヨ。

Monday, October 1, 2007

琵琶湖練習 その2

9月24日(月) またまた琵琶湖練習

せっかくの3連休、せっかくの琵琶湖遠征なので、翌日も練習することにしました。だって、A氏と乗ったのはこれまで3回。葉山練習は出せなかったので、今日を入れても4回の練習(含2回のレース)で全日本に出ることになるんです。今、去年の今頃の練習日記を読むと・・・。はーっ。ものすごい勢いで苦笑いですが、今となっては全部、宝物みたいな経験なので大事に引き出しに入れてとっておきます。

今年は、なんていうか、「ウキウキヨット」って感じです(^_^)v。Aさんごめんなさい~。だって、なんか、楽しいんだもん。やっぱりヨットは楽しくなくちゃ!そんなわけで、月曜の朝、またハーバーへ。
弱めだけど、風なくはありません。さっさと着替えて出艇。相変わらずの金魚藻地獄の中を沖へ出て行きます。

何回か乗ってみて、きっとわたしが期待していたほどイカすクルーじゃないってバレたらしく(-_-;) 、A氏はわたしの動きに対してあれこれ注文をつけてくれるようになりました。かな~り基本的なことばっかで恥ずかしいケド、でも色々手ほどきを受けられるのはうれしいものです。普通、教えてもらえませんから。レーザーの神様からは!

途中、金魚藻に座礁?してフネとまったりしながらも、何とか沖の櫓を回航し、リーチングを走り始めて暫くしたら・・・。突然、バキッ!と大きな音。次の瞬間、視界がみょーに開けたと思ったら・・・。マスト倒れてました!ギャーッ!
でも風弱いし、結構冷静でした。マストステップのピンが折れて転がっていたので、これが原因か~と思ってたら、ジブを引き上げてみるとピークまでスルスルとたぐれました。ということで、ハウンドのシャックルがはずれたみたいです。そりゃマストステップ折れるはずです(-_-;)。
どうしよう・・・どうやって帰ろうか・・・と考え始めたらすぐに、思い出しました。こんな時はブームを立てて固定し、小さくセイルを張って帰るべし!と昔のニュースレターに書いてあったのを思い出しました。

メインを抜かないとダメかな?と思ったけど、追っ手だったため、ブームを立てたら横向きのメインがはらんで、スルスル走り始めました。これで、何とかハーバーの方向に微速前進で近づけそうです。ハハハッ。
しばらくしたら、小さいキールボートが寄ってきて、曳航を申し出てくれました。ハーバーの入り口のポンツーンまで引っ張ってもらい、あとはウィスカーポールでシャカシャカ漕いでなんとか着艇!

短い練習だったけど、3日間琵琶湖を満喫し、楽しい遠征でした。
さて、どんな全日本になるやら。楽しくガンバリマス。

Friday, September 28, 2007

テーザーオータム2007

9月23日(日)オータムレガッタ

琵琶湖で2回目のレースです。午前中は全く風が吹かず、ハーバーバック&しばし待機となりましたが、昼頃にはそよそよと風が入り始めました。

1レース目。ややカミ高のスタートです。カミ側は大混雑し、みんなボテボテのスタート!これはゼネリコとなります。続くスタートもカミ目から出ます。X旗が揚がり何艇か戻っているのが見えます。1カミはポートアプローチし、何とかスタボー艇の前を切りトップ回航。なのにサイドマークを探すのにモタモタしてしまいました。ショボリーーン。まったく緊張感のないクルーです。反省!

ボートスピードのあるジョー艇、T田艇にすぐにリーチングで並ばれます。オーバーラップが折り重なり混戦のサイド回航になりそうです。で、仕方がないのでおしりを通ってインで廻ります。ジャイブしてからO沢艇が執拗に牽制してくるのでちょっとラフィング合戦・・・と思いきやあさっての方へのぼって行ってしまいました。なんか、O氏はのぼりと勘違いしたみたいです。その後、ジョー艇、T田艇を追う展開となるけど、どうしても捕らえることはできず3位でフィニッシュ。A氏「チクショー、オヤジ速えーな」を連発(^_^)。走り負け感をチコっと引きずりながらも気を取り直して第2レースです。

第2レース。またまたカミ目からスタート。確か3、4番で1カミを回航したけど、トップのジョー艇がどんどん前へ行き、一時は逆転はありえないくらいの差となりました。わたしたちはリーチングで2番まであがり、ジョー艇を追います。最終のシモレグでかなり追いつきましたが、それでもまだかなりの差があります。

それが、最終シモを廻ったあとビッグゲイン!ついに、照準圏内まで追いあげます。あとで聞いたらジョー艇はシモマーク回航でプチトラブルがあったみたいです。いい風が入り、ほぼフルハイクの風。かなりの接戦になってメラメラしながら走ります。そしてフィニッシュラインの4~5艇身手前のミートで、ポートでギリギリ前を切られます。クーッ、ダメか。向こうが先か・・・。
相手は、タックはリスキーだという判断なのか?カバーせずにそのまま右へ行き、わたしたちはアウター側へフィニッシュ。そしたらトップフィニッシュのプーがなりました。振り向くとジョー艇はまだラインを切っていません。アウターの方が低かったため、最後の最後にミラクルな逆転劇でした。
「ひぇーーーー!やったぁ~~~~!」と騒いで片手でハイタッチ。これで完全にスイッチ入りました。

第3レースは、真ん中からロケットスタートです。引き続きイイ風。左1本行き、カンペキなコース、カンペキなスピードでトップフィニッシュ。会心のレースです。フィニッシュ前に本部船にH旗を確認したので、今日のレースはこれで終了。ここで点数計算し、このまま入ればジョー艇1-2-3、私たち3-1-1で決まりです。2レース目が全てでした。

なんか、また優勝なんて信じられないケド、遠慮してちょこんと乗ってた前回のミッドサマーと違い、今日は"チーム"を感じたし、接戦に競り勝ったのでとてもうれしい結果です。一方、ジョージはと言えば、あがってから私と目合わせてくれないし、一言も口きいてくれませーん。わかりやすいっつーか、なんつーか。だいたい、全日本だって一度もおめでとうって言われてないし。ワハハ。

それでも夜飲みに行って、私が一足先に帰る時、ジョージが追いかけてきて一言。
「秋山さんに言っといて。今日、速かったって」  だってー! それでもって、その言葉の後ろには、カッコ付きで "でも、オレもけっこう速かったけどね" という言葉が隠れてましたヨ。

オータムレガッタ成績

Wednesday, September 26, 2007

琵琶湖練習 その1

9月22日(土) 琵琶湖練習

またまた琵琶湖へやって来ました。翌日のテーザーオータムレガッタに参加するためです。レース前日の今日は非公式練習会ということだったけど、東名が事故で通行止めになったせいか人集まらず。A氏から14:30に連絡あり、合流したのが15:00過ぎ。ん~、夕方の宴会にはまだチョット早いけど、まあいいか・・・と思っていたら!これから出すんだそうです!練習なんだそうです!

いい風吹いてます。パパっと着替えてマスト立て、いそいそと出て行きます。ジョー艇とo沢艇がコース練習しているところに合流。コース練習ではまだしも、長い距離の走り比べではジョー艇にかなり走り負け。角度・スピードともぜんぜん歯が立たず。まぁ当然です。まだ色々探りながら試している最中なので。わたしは、波の無い順風なので、リーダーを一番内側にしてかなりジブを引き込んでみました。でもリーチを見るとこれはやっぱり詰めすぎな感じです。クリューボードの上の穴を使っていることもあって、引きすぎるとすぐにトップが閉じてしまうので注意です。ジョージがリーチを見てくれて、案の定ジブちょっと詰めすぎと言われました。レースではここらへんに気をつけながらきれいなリーチを追及していきます。

その夜の宴席で、A氏の書いた地図がヘタクソだとジョージがクソミソに言って一同大笑い。「こんな絵を書くやつに負けるなんて許せねえ、こりゃヨットヘタクソなやつが書く絵だ!」とライバル心丸出し。いいぞ、いいぞ(^_^;)。でもA氏はヨユーで終始笑顔です。なんか会話弾み、楽しいプチ宴会でした。

琵琶湖1日目終了!いい風で乗れて楽しかったです!日が暮れるまで乗ったのに、もっとずっと走っていたかったです。A氏曰く、この風は琵琶湖だと 「強風」 なんだそうです。ハハハ。明日もこの風が吹くといいけど。

Tuesday, September 25, 2007

強化練習・・・じゃなくて整備

9月17日(月) A氏と合流

三連休最後の日、仕事で来ているA氏と合流して、全日本チームで葉山練習という予定でした。でも南の風強く、残念ながら赤旗でした・・・。
どうしても出せないという風じゃないし、ハーバーが赤旗でもお隣の小浜から出すことはできたけど・・・うーん、でもちょっとわたしのレベルとしてはやっぱり風強かったので、やめときました。A氏は出る気マンマンだったかも・・・。ハーッ、軟弱で申し訳ないッス。でも、海真っ白でかな~り吹いてました。

全日本はゼロロクで出る予定なので、とりあえずフネ見てもらうことにしました。マスト立ててセイルアップし、リグテンションをチェックし、メインのカムの高さやフットベルトのアジャスト、トラベラーの可動範囲、ラダーのガタつきの調整などなど気になるところを整備。ついでに緩んでいたローテーションレバーのリベットを打ち直してもらい(感謝~)、一応完了。

A氏とのチームでは、ミッドサマーで微風レースを2レースしただけなので、どんな全日本になるのか見当もつかないけど、あんまり気張らずに楽しくベストを尽くしたいと思ってます。

だんだん、楽しみになってきました。

Wednesday, September 19, 2007

幸せなテーザー乗り

9月15日(日) ミチコブ艇と練習

三連休の初日、またまほろってんと練習です。今日は、ミッチャン艇も加わって2艇で練習です。ミッチャンのパートナーは、初テーザー!のウィスカです。まほろってんの会社の同僚ですが、なんと元FJ乗り。まほろってんがoverslept!しやがったので、わたしは初対面のウィスカと待ち合わせ場所でお話して待っていました。色白でスリムでとてもヨット乗りには見えないけど、こういう子が埋もれているなんて勿体無い!浮世から救出?できてよかった!ようこそテーザーへ。 \(^o^)/

葉山港は、イベントがあるから搬入できないとかのたまうので、ミッチャンのフネは小浜から出すことになりました。わたしとまほろってんは、例によってマスト立てが危なっかしいので、近Doさんを無理やり引っ張ってきて、見守っててもらいました。で、やっぱり見守ってもらうだけじゃダメでした~(T_T) ふー。きっともっと楽に立てるコツがあるはずなので、めげずに行きます。

風は、結構あって順風。すごく良い感じ。まほろってんのヘルムで出艇。ミッチャン艇目指してまっしぐら。すぐに2艇でクローズを合わせます。こっちはもうフルハイクだけど、風が落ちるとスッと前へ、パフが入るとつんのめって遅れて・・・という感じ。まあ20kg以上軽いので仕方ないス。

途中でヘルム交代。・・・した途端にズンズン落とされてダメダメです。まだ、走り比べのレベルじゃなく全くもってまともに走らせられないわたしですが、めげずに少しずつガンバリマース。

その後、だんだん風が上がって来ました。佐島の手前まで行き、リーチングでかっ飛んで帰ります。気分爽快!!ミッチャンもウィスカも歯見せて乗ってます。サイコーに楽しいセーリングです。これです、これ。レースで前を走ることもそりゃ楽しいけど、わたしはずっとこうやって純粋にセーリングを楽しむことを長い間してませんでした。午後4時までみっちり乗って完了!

次のオツトメはマスト倒しです(-_-;)。今度はMa猿を見つけて、受け止めてもらうつもりでスタンバイしてもらうけど、反対側にグラっとなったら、もうそれ以上こらえきれず、フネの上でマスト抱えたままプロレス技のようにのけぞってひっくり返ってしまいました。ダサい。
シャワーの後、HMYCのクラブハウスで夕日を眺めながら4人でビール!サイコー!その後も呑みは「まさ吉」で続き、楽しい夜は更けて行きました。天気も風もサイコー!メンバーもサイコー!ビールもサイコー!楽しすぎて楽しすぎてビョーキじゃないかと思うくらいゴキゲンな1日。

Monday, September 10, 2007

ジョッシーコンビで!

9月8日(土)~9日(日) まほろってんと。 

この週末は、まほろってんと一緒にテーザー。先のことはまだすぐに決めなくてもいいし、とにかく 「考えてるヒマがあったら乗れる時にガンガン乗ろうよプロジェクト」 の第1回目。

台風一過の土曜日、吹き返しも収ってきっと絶好のコンディション!と思ってましたが、

んー・・・ ちょっと・・・ ツ、ツヨイ?(汗)

仲間も誰も出てないし、何しろジョシコンビでマストを立てる所からして不安なので(-_-;)もう少し風おちるまで様子を見ることにします。で、港湾食堂でお昼食べながらペチャクチャ喋っていたら、結局、赤旗=出艇禁止になってしまいました。残念!

外は太陽ギラギラです。たぶん、”夏”を楽しめるのも今年はこれで最後かも・・・と思い、ルービー買って、ホビーホークのデッキで真夏の陽射しを楽しむことにしました。その後は七里ガ浜のアマルフィで海と夕日を眺めながら冷え冷えのスプマンテとピザ。乗れなかったけど、何はともあれゴキゲンな1日でした。

翌、日曜日。ちょっと秋っぽいマイルドな天気で風もちょうどいい感じ。もうマイラーセイルがあがってるのが見えます。周りのテーザーな人たちにあれこれ手を借りながら、短足ちびっこコンビでなんとかマストを立て、ドタバタしながらも出艇。でも思ったより吹いてます~。デラさんとソニーさんのテンダーが出て、マークを打って10艇以上のテーザー軍団でコース練習やってます。うーん、やっぱ葉山フリートって素敵。

さっそく合流。いい風です。いい風なのにぃー。クルーウェイト100kgアンダーのわたしたちはもうすでにフルパワーを軽く超える風でイッパイイッパイ。サイドのテンションもマックス、引けるもの全てキンキンに引いて、センター半上げ、ジブリーダー出して、バング手に巻きつけて頑張りハイク。
フー。いい風なのにぃー 。(しつこい?)
軽いってだけでこんな状態です。無理してもしょうがないので、「気持ち引き締め、走りはユルユル」作戦で行きます。途中、デラUさんに交代してもらいましたが、ダンシと乗ると、これまた別物の走りです。平水ではお尻をちょっとずらすだけでグラっとなるくらい軽量なテーザーは、クルーウェイトが及ぼす影響はあまりにも大きいです。

最後またジョシコンビに戻って2周のコース練習2本。またちょっと風上がってきました。更にビビリモードで 「安全に廻って帰って来ようモード」 へとシフトダウン。でも、そんなに悪くない走り!慣れか?!最後のレースは風おちました~!で、途端に軽量チーム息吹き返しノリノリに。ロケットスタートのあと左でスーパーリフトをゲットしてもしかしてトップ回航???と思ったらUジロー艇が更に左に突っ込んでいて彼らに続き2番手で廻ります。で、あっっっさりとリーチングで抜き去りました。考えてみれば体重差は40~50kgありそうなので、ダンシチームは3人乗りしてるような感じ。

で、最後ののぼりでUジローがまた左へ行ったのに、何故かカバーしなかったわたしたち。まんまとやられてしまいました。ゲンキンなもので、さっきまで 「安全に廻って帰って来ようモード」 だったくせに、風おちた途端 「あー、あの時なんでカバーしなかったんだろう~!チキショー!」 などと吠えたりして、かなり単細胞・・・というかオツム弱いわたしたちでした。

でも楽しかった~。練習レース6本やって、終わったら手がグローブみたいに腫れあがったけど、かなり満足な1日でした。マスト立てるのは危なっかしいけど、これも慣れればコツをつかめるようになるはず。
あがってから、2人で頭からホースでジャバジャバ水かぶり、「うひょひょー!」 とか騒いでいたら、通りがかったNJマンがボソッと一言。

「あなたは以前、そういうことをする人ではなかった・・・」 だって。(T_T)

いいえ、NJマン、わたしこういう女です。11月まではホースです。でも一応お行儀良くするよう心がけます。

Monday, September 3, 2007

スッキリ解散!

9月3日(月)の独り言

昨年、江ノ島全日本のために結成し、ノリノリで毎週練習して、トレーニングして、仕事もいっぱい休んで(-_-;) 頑張ったチームは、スッキリ解散しました!スキッパーUさんは仕事が忙しく、暫く活動できそうにないみたいです。中途半端にはやりたくないそうでとりあえずテーザーはお休み。一方わたしは、普通に楽しく乗って、遠征したりレース活動したいというシンプルな欲を満たすためにマイペースな活動に戻る時間です。

それって勝ち逃げ?とある人に言われました。ハッハッハ。
でも、充実していて楽しかったし、とても貴重な経験となりました。スキッパーのUさん、そして周りのみんなに感謝です。
そして、勝ち逃げのUさんも、テーザーは続けたいとのことで、落ち着いたら是非自分のフネを買って、2009年のワールドは息子さんと出たいとの事。よく考えてみたら、Uさんをテーザーに引きずり込んで、全日本勝って、次のワールドまでにフネを買う、という気持ちにまでさせたんだから、これはわたしのファインプレーで、十分おつとめを果たしたかな、と思っています。 今、気分スッキリ!やっと先へ進めます。

で、身辺整理も済んだので、この秋、オータムと全日本をA氏の専属クルーで頑張ることをやっと決心したところです。世の中には結構色々なことを言う人がいるもので、ガラにもなく返事に悩んでしまったりしたのですが、今はすご~く楽しみになってきました。だってワタシ、テーザー親善大使であるからして、今はA氏をもっとテーザーにどっぷり引きずり込む使命に燃えてます。そしたらもうわたし殿堂入りだもん。(何の?)

まあいいや、案ずるより乗るが易し。オータムと全日本は楽しく速く行きたいでーす!
その後のことは、またゆっくり考えます。 ムフフな計画もあるし、みんなをアッと驚かせるかもしれないし。 I'd rather be sailin' Tasar! (^o^)/

Wednesday, August 29, 2007

テーザー琵琶湖ミッドサマー

8月25日(土)~26日(日) 琵琶湖遠征

超!久々の更新です。本当は7月にブースカと芦屋遠征もしているんだけど、夏は課外活動が多くて毎週ビックイベントが続き、更新せずに今日に至る…です。芦屋のレースは楽しかったです。ブースカとは1999年の浜名湖ワールドに一緒に出てるので気心も知れてるし、ワタシをテーザーへ引き入れてくれた人でもあります。あの時は自分がまさかこんなテーザー常連女になるなんて想像もしてなかったので、我ながら冷や汗出ますが。

今回の琵琶湖遠征は、ご縁があって琵琶湖A氏のクルーをさせてもらうことになりました!元世界チャンピオンのA氏、最近はテーザーのレガッタでも常連になりつつあるけど、わたしにとってはヨットの神様みたいなヒトです。フツーの神経だったらクルーなんて恐れ多くてとてもできないと思うのですが、たぶん、どっかのネジが緩んでるワタシは何故か楽しみでルンルンしてました。

土曜日、新幹線で京都入り!その後、T山さんがセッティングしてくれた納涼川床や怪しいロシアンパブなど、カートップ遠征組も入り乱れて遅くまで盛り上がり・・・。翌朝は言うまでもなく、頭に斧が突き刺さってました(-_-;)。 で、猛暑!のベタ!あまりの暑さに頭痛なんてどっかへ行ってしまいました。でも、カーッと暑い真夏のセーリングも今年はもうこれで最後かと思うと、暑い暑いと言いながらもこれはこれでよいのです。ミッドサマーレガッタですから!

海面、じゃなかった湖面はベタベタです。藻の間をすり抜けてスタートエリアへ。茶色いプチプチがついた海の藻と違って、よく金魚鉢の中にある緑のアレです!長~く育ってユラユラ揺れてます。3分に1回くらいセンターを上げる感じ。しばしの風待ちの後、少しだけ吹いてきて、超微風ながらもAPがおりました。ピンを狙って流しましたがちょっと早すぎてエンドでジャイブしてやり直しスタート。
こ、これって、もしかして直前でジブ抜かなきゃいけなかったのかしら(汗)とか、でもその時はそう言うよなぁとか、そんなことしたらフネ止まって逆に怒られたかなぁ なんて。
なんだか、会話なく無言なのでどうしてよいかわからず(T_T)。ルンルンしてたつもりでも、ホントはキンチョーしてたのかもしれません~。

ラダ―半分あげてます。これはヘルムを感じるためですかね。フリーでも上げたまま走るのか???? ・・・。頓珍漢なこと聞くのも気が引けて、とりあえず黙っときます(T_T)。
左に一本突っ込んで、返したら全艇のはるか前です。すごいイイ景色~。短いコースでしたがそのままダントツのトップフィニッシュです。わたしはと言えば、ただただシモでちっちゃく固まってました。ロールタックは決まらず、ジャイブでメインのバテンも一発で返せず(T_T)。
ロールタックは、ヘルムスマンによって体重移動の仕方が微妙に違うし、体重差によってロールのかけ具合も変わってくるので、何度かやったけど全くタイミングを合わせられませんでした。逆ジブもいらないとのことだったので、スプレッダーに引っ掛からないように、タックのコールで一度レバーをセンターに固定しておいて、体重移動してジブ返しながらレバーを入れて・・・ と、やってみますが最後まで決まりませんでした。トホホ。まぁ仕方ない!ぶっつけ本番で初めて乗る相手だもん。

続く第2レースは少しだけ風が入ってきました。依然じっと縮こまるクルー地蔵ですが、シモのオンデッキからシモのコックピット内に昇格!やっとフラットで走れる風です。スタートはまずまずのスピードで決まりましたがX旗があがります。真ん中が膨らんでいたようですが、周りのフネは低く、アウターの運営艇からは丸見えだったのでビミョー???そのまま左へ突っ込みます。気付くとジョー艇右突っ込み、O沢艇真後ろ5艇身って感じ。1カミ再びトップ回航です。ヒョー!リーチングでは、3つ全てのテルテールを流して!とのオーダーで、直取りでリーチを見ながらヒッチャキになって前後左右トリムです。時々注文が入りますが、いつも自信のないワタシは言ってくれた方が100倍気が楽なので、ガンガン言って貰いたいのが正直なところです。

2カミのレグに入ってからちょっと失速。藻か、それとも心の乱れ??? O沢艇がすぐ後ろまで迫ってきました。ルーズカバーで走りますが3番手のジョー艇がスプリットして左へ突っ込んでいきました。実はわたしは全く気付いてなくて、結局2カミマークでは、最後伸ばしたジョー艇と Tail to Nose で廻ることになりました。フー。

続くランでは一時は5艇位がほぼ横並びになって冷や汗が出ましたが、軽さのアドバンテージもあり最終的には振り切って最後ののぼりに入ります。O沢艇、ジョー艇もなんとか押さえてフィニッシュです。シーホースには先に行かれてしまったので、全体では2着。2レース目のリコールがちょっと心配ではあるけれど、テーザーではピン・ピンのフィニッシュで会心のレースでした。

成績発表はドキドキでしたが、リコールは杞憂に終わり無事優勝。やったね(^_^)v  なんだか終わったらドッと疲れが出てきました~。やっぱ緊張してたみたいです。
レース中は・・・殆ど無言でした。へへへ。A氏はワタシを置いてどっか遠いところで一人でレースしてるみたいでした(T_T)。 わたしは置いてけぼり(T_T)。 あれこれ情報を・・・と思っても、押し黙るA氏を前に、琵琶湖を知り尽くした氏に今さら一体何を~!?などと思うと何も言えなくなってしまう情けないサイレントクルーだったのでした。シングルハンダーはこういう生き物なのか、それともワタシがダメなのか。うーん。

ま、そもそも宇宙人とミジンコみたいなコンビなので、そう簡単に息のあったチームになんてなれるはずありませんね。でも、実はA氏もテーザーの公式戦では初勝利です。だから、軽さでアドバンテージがあったならその点だけは貢献できたと思ってヨシとします。

で、こうやってふらふらとジプシークルーをやることについて、帰りの新幹線の中でボーっと考えて自分なりの都合の良い答えを見いだしました。トップセーラーのA氏だけど、テーザーに乗るからには、歯見せて、メチャメチャ楽しく乗ってもらうようにするのが、ワタシの唯一のミッションかな・・・と。それで且つ、速く!そうすれば楽しさも倍増ですから。

なので皆さん!
今日からワタシ 「ジプシークルー」 じゃなくて、 「テーザー親善大使(自称)」 で行きますのでヨロシコ。

Thursday, May 3, 2007

コーキング大作戦

5月3日(木) 整備デー

今日は一人で葉山へやってきました。 あぶ食のおにぎり片手にiPOD聞きながら整備デーです。

スプリングレガッタの初日で長いこと沈していたら、帰着後、中にタプタプに水が入ってました! (T_T)
以前から強風のセーリングのあとは少々リークがあったのですが、中を触るとちょっと濡れてる位、ひどい時でもキントンからほんの数滴しずくが垂れる程度だったので、まぁしょうがないなぁ、そのうちコーキングをちゃんとやり直さなくちゃなぁ、、、と思い、中をきれいに拭き取り乾燥剤を入れていました。でも、タポタポに入るのは尋常じゃーありません。

今日は乾燥した快晴!なので意を決してハッチからホースを突っ込んで内側をザバザバ水洗いしました。塩分が残っているといつまでも湿気が抜けないので。で、一人でバウを持ち上げたり下げたり横っちょ持ち上げたり下げたりしながら中の水を隅々まで移動させてすすぎました。こ、これかなりの重労働!しかも知らない人が見たらかなーり怪しいムーブメントだったらしく、近くの釣り人に珍しい動物見るような目で観察されてしまいました。いいから、わたしのことはほっといてぇー。あなたは釣りに専念してください。

完全に水を抜いてから、ハッチから手を突っ込んでシグナスマリンタオル(水とりタオル)をブンブン振り回して何度も拭き取り、前側のVボトムも完全に水分を拭き取って、あとはひたすら風を通して乾かしました。

次にコーキング。トラベラーカムなどタッピングのところは全部はずしてシリコン盛りなおし。ハッチ周り、スウォート接合部、マストステップはとりあえず応急処置として外側からコーキング。コックピット内もネジ穴というネジ穴を全部チェックしました。あとはガジョンも怪しいのですが、もう一人いないと内側からナットを押さえられないので、今回はパス。それから一人ネジ締め大会を行い、リーク対策完了。これでしばらく様子を見ることにします。

まだまだ時間があったので、カートップのベルト痕などをクリーナーでキレイにして、微細な傷をコンパウンドや2000番水ペーパーなどで軽~く磨き、完了。ピカピカです。

夕方になったら、タンクの中はカラカラに乾きました。塩分も落ちて手で触ってもベトベトしてません~。洗って正解。 新しい「水とりぞうさん」を入れてハッチとキントンを閉め、オーニングもキッチリ閉めて本日の作業終了。気持ち良い1日。

Tuesday, May 1, 2007

テーザースプリング2007 その③

4月29日(日) 2日目#2 Race6~8

第6レース、スタート決まりました!ひゃっほー!でもいつもならこの景色でスタートすれば絶対にトップを維持できるのに、ボートスピードなくズルズルと後退してしまい6位。スピードのことは悩ましいです。前回の練習でもイチゴ号にこんなにダントツに走り負けたりはしていなかったので、原因が分からず混乱してしまいます。リーチが波打ったジブのせいか、何か昨日の長時間の沈でどこかおかしくなったのか?それとも波のある海面を走りこなせていないのか?でも少しずつ調子は上がってきています。お昼を食べて元気もりもりフルチャージし、次のレースに臨みます。

第7レース、風はだんだん左に振れ強めのシーブリーズが入ってきました。オーバーパワー&がんばりハイクの風です。かなりくたびれてきました。でも気持ちは充実していて二人ともやる気マンマンであります。このレースの最後、シモからリーチングの流し込みで、後続のO沢艇が執拗にカミに出ようとするので熾烈なラフィングマッチとなりました。私たちどこ行っちゃうの~ってくらいのぼりましたが、なんとか交わしてフィニッシュ。フー。10位。 6、7レースは左海面が良く、ほぼ一本コースとなりました。

そして第8レースはいよいよ強風となりました。いつもだったら辛い強風レースになると、NHの旗が揚がるのを心待ちにしている私なのに、今回はなぜかもっとやりたいと思ってました。自分のミスで足を引っ張ってるっていうのもあるし、なんとか納得できるレースをしてから気持ちよく終わりたいって思っていたので。絶対にこの強風レースきっちり走りきるんだって思ったら、むしろテンションあがってきてた感じ(阿呆)。相当な、負けず嫌いみたいです>アタシ。
このレースは、超シモ有利のラインをイチゴ号がしびれるポートスタートを決め、わたしたちも即タックで全艇の前を切っていきました。これはサイコーの景色で、アドレナリンが噴き出しました。ワハハ。途中キャプテンK艇にらくらく突破されるなど、この風では私のお粗末なハイクアウトではお話にならず(T_T)、1つ順位を落としましたが、最後まで集中して走りきり3位でフィニッシュ。
これは、かな~りうれしかったです。走り負けてはいたけど、120kgのチームで重量級のダンシチームに食らい付いての3位です。色々ダメダメだったけど、終わりよければ全てヨシ!ということで。

走ってる時は夢中だったけど、ハーバーに着いたらへたり込みました。1日に6レースというのはさすがに体力の限界。でも待ち時間少なくサクサクやってくれたので、集中力も途切れることなくレースに没頭できました。トラブル&難しい判断が多いコンディションの中、2日間で8レースを実施してくれた運営陣に感謝感謝です。初夏の青空のもと、デッカイ富士山をバックにイイ風の中レースできて楽しかったです。こんな恵まれた環境の葉山でヨットできて、ホントシアワセ~。

優勝は、ノリにノッているイチゴ号。私たちは34艇中9位でした。色々課題も見つかったので、基本に立ち返りまたコツコツと練習に取り組みたいと思います。もう突貫チームじゃないので、今年はじっくり腰を据えてやりたいッス。

テーザースプリング2007 その②

4月29日(日) 2日目 Race3~5

どうやら風邪ひいたらしく喉痛く熱っぽいのですが、どうせレースには出るんだし考えても仕方ないので、気にしないことにしました!(^_^;) アフォですねぇ。今日は最大7レースが予定されていて、もちろん昨日のレースを捨てるために何としても6レースはやってもらいたいので、風邪のことは忘れてタウリン2000mg補給して気合十分!

今日は朝市もやってるので混雑しそうだし、余裕をもって海上にでるために、7:00に葉山館をチェックアウト。じゃんじゃん艤装し予定通り8:00、一番に出艇。すぐに出てきたA山艇とさっそくスピードチェックを始めます。9:00に予告信号の予定なのに海上に出ているのは10艇程度・・・。 むぅ・・・。
で、だいぶ遅れてレースが始まったワケですが、もう怒涛のレースでどのレースがどうだったのか、たぶん正確には思い出せません・・・。なので、以下はウロ覚えの記憶です。

たしか、第3レースはカミ有利でした。カミスタートし右に行きかけたところで左が伸びはじめたことに気づきます。ガーン。2カミ以降でかなり挽回しましたが、7位。もうちょっと上を狙って行きたいところです。問題なのは、得意の軽風なのにスピードがまったく足りないことです。昨日の沈でフォアステーにジブを巻いてしまい、そのままシバーしながらの帰港となり、ジブのリーチがベロベロに伸びて大きく波打ってます。(T_T)(T_T)(T_T) なんて寿命の短いセールなんでしょう~。認めたくないけど、5ミリ単位でジブシートを出し入れするようなこの風域で影響がないはずがありません。でも、もうこれは仕方ないことなのでその他のところでベストを尽くすしかありません。

第4レースはあれです、大量のフネが1カミマークを間違えてしまったあれです。George艇が手前のマークを回るとはまったく予期していなかったので、わたしはすっかり混乱してしまいました。他の多くのチームが奥のマークを回っていて、George艇も間違いに気づいてまたのぼって来たので、あぁやっぱりあっちでよかったんだーとホッとした次の瞬間、イチゴ号が手前のマークを回航してるじゃあーりませんか。これでわたしの頭の中は再び真っ白になってしまいました。結局George艇が回った最初のマークが正しいマークでした。これはズバリ、クルーの責任です。最初から正しいマークに向かっていればダントツに1番回航だったので。かな~り凹みました。

第5レースくらいから、だんだんいい風になってきました。下有利のラインで即タックしましたがすぐにスターボ艇に阻まれてタックバック。思うように行かず、スピードも足りずしっくり来ない11位。でもこれで初日のDNFがカットになったので、凹まず前向きにシングルを狙って行くべし!

(つづく)

テーザースプリング2007 その①

4月28日(土) 1日目 Race1~2

7:30、逗子駅にてUさんをピックアップし葉山港へ。いよいよ、全日本に次ぐビックイベントである地元葉山でのスプリングレガッタです。既にカートップの遠征組も到着し、運営チームも準備を始めていてハーバー内はワイワイと活気に満ちてます。さっさと艤装を済ませてスキミに臨みますが、今日は昼前後にかけて寒冷前線の通過にともなう強風が予想されていてハーバーは出艇禁止。運営側が状況判断&交渉をする間、AP旗が揚がりました。風待ちの延期と違い、これから吹いてくることがわかっているだけに何とも落ち着かない時間。1分でも早くやってほしい・・・と祈るような気持ちで待ちます。

程なくしてAPが降ります。わたしたちは真っ先に出艇。海面に出てみるとビックリするくらいの頼りない風です。この軽風で1レースでもできればラッキー。210度~240度くらいの安定しない風です。ややシモ有利のラインでその後も左海面が良さそうです。シモ1で会心のロケットスタートを決めそのまま伸ばしますが残念!これはゼネリコでした。先のブローがどの程度なのか暫く名島方面に走らせて確かめに行き、左海面にいい風が入っていることを確認しラインへ戻ります。

続くスタートは3分前くらいにグングン右に振れて250度くらいの風が入ってきました。これは絶対右!と急遽作戦を変更してカミへ戻りカミからスタートしました。これで右振れをガッツリ掴める!と思っていたのですが、これが運の尽き、しばらくすると右の風はヒョロヒョロになり左海面全体にブローが入りました。返して行こうにも風が弱く辿り着けません。はるか前をぐんぐん横切っていく艇団を指をくわえて見ながら走ります。見ると、後ろが数えられる状態。ガーーーーン。泣きたい気持ちで周りを見ると、すぐそこにGeorge艇がいるじゃあーりませんか!フー、たぶん同じこと考えて右に来たと思われますが、まったくトホホです。

得意の微風なのに艇速もイマイチの状態でイライラが募るけど、なんとか集中し、開き直って前の艇団を捕らえるべく滑らせます。風は一時は無風に近くなり、そして挙句の果てには北に変わってしまう始末。でも先行艇があまりにもぶっちぎりだったためにノーレースや短縮の判断も非常に難しかったと思います。なんとか中盤まで食い込みましたがGeorge艇にわずかに届かずフィニッシュしたところ、マークボートからタイムリミット20秒前との声。
・・・という訳で、フィニッシュできたのは13艇のみ、その13番目でした(泣)。後ろは全艇DNF。こ、これは波乱の幕開けです~。

しばしの風待ちのあと、そよそよと南西の風が入りました。あれっと思った1分後にはもうあたり一面白波です。ついに爆風がやってきました。
レースはすぐにスタートしましたが、半分は逃げ帰ったようです。わたしたちはさっきの不完全燃焼があったので気合を入れて頑張って走ります。このコンディションではタックは少なめ、声出し合って、早め早めのアクションが必須です。カミ、サイド、シモと回ってイチゴ号、A山さん、I田さんに続いて4番目。近くには最軽量のH尾チーム、T田チームもいます。このレースフィニッシュできれば大きいです!

2カミ2/3くらい来たところで、シモで追いついたH尾艇とまたミートです。かなり早めにベアしてかわそうと決めて声かけあってたのに・・・Uさんの「ベアするよ!」の声にもちゃんと応えていたのに・・・こともあろうにジブを切ることができませんでした。あっという間に半沈。ここで左手でバングを右手でジブを切ろうとのけぞりながらタコ踊りをしますが結局切れずに完沈。うぅッ、痛恨エラーをしでかしてしまいました・・・。何度か逆沈を繰り返しているうちに風はもっと吹き上がり気づけばサバイバルコンディション。半沈状態で反対側に回ってフットベルトをつかんで、起き上がった瞬間にフネに乗りこんでいるにもかかわらず吹っ飛ばされて前転宙返り→また逆沈したり(-_-;)。はぁ、もうちょっとご飯をイッパイ食べて出直します。

近くのレスキューボートに見守られながらようやく沈起こしをしまた走り始めましたが、フィニッシュ目前のジャイブでまたこけてしまいました。で、今度はかなり学習して一発できれいに起こせたのですが、ジブがフォアステーにぐりぐりぐりぐり巻きになってしまいました。マイラージブはファーラーもなくバテンも入っているのでこうなっちゃうと為す術ナシ。大波の中、前に行って解くわけにも行かず、敢え無くリタイアとなりました。 シュン。

強風大波の中でのテーザーの沈起こしはホントコ大変。久々でしたが、また経験しといてよかったです。こればっかりは経験しないと絶対にわからないので。実は私かなりイッパイイッパイでした。もう少し体力をつけないとお話になりません。

今日は、思いっっっきり足を引っ張る羽目になりました。明日、なんとか挽回したいです。

久々のコソ練敢行

○月△日 練習#23

注: のっぴきならないとある理由により(汗)、いつコソ練をしたかはここではチコッと伏せておくことにします。

最近は予定が合わずに全然れんしうしていませんでした。わたしも hobbyhawk の月2回のレースにメンバーを集めて出ることに必死で、ちょっとテーザーは横っちょに置いといて・・・という感じになっていました。で、スプリング前の唯一のれんしう日が荒天でつぶれてしまい、仕方なくコソ練と相成りました。

天気予報どおり雨・・・。でもやっぱり普段の行いが良いからして(^_^;)、艤装を開始する頃には雨がやみ風も丁度良く吹き始めました。早速イチゴ号とともに出艇。北北東の風12~14kt。フラット、気温低めだけどサイコーのコンディションです。もちろんわたしたちにとってはフルパワーかそれ以上の風です。重量級との差が大きく出始める風域なのでなんとか食らい付いていくために、走らせ方のカードを増やしておく必要があります。

当然ですが、最初はやっぱり走り負けです。こちらがブローでつんのめっているうちにスッーっと前に出られてしまいます。色々セッティング変えて走り合わせます。サイドのテンションは既にMAXなのでまずクリューボードを下げて走ってみます。それからリーダーを思い切って2ポイント出し、ジブをもっと引き込みます。あれこれやっているうちに走り負けはしているものの、何とかついて行けるようになりました。

そうこうしているうちに風が落ちてきます。今度は一変してこちらがスピード・角度ともにリード。当たり前だけど、64kgしかない超軽量艇テーザーにとってクルーウェイトが及ぼす影響はあまりにも大きすぎます。どういうチームを組むかというのは個人の問題だけど、やっぱり130kgというのがどの風域でもイイ線いくのでしょう。沢山食べてきちんとトレーニングをして体重を増やすというのは至難の業。だけどただ太るだけでは動き鈍くなり逆効果だし。うーん、ゆるぎないモチベーションがないとやっぱりなかなか難しいです~。

午後になると極端に風がおちてしまいました。タコ壷2つをスタートラインに見立てて微風のスタート練習を何度かやって、本日のれんしう終了。短い時間でしたが、ベンチマークとなるチームとスピードチェックができたので充実した練習でした。
さぁていよいよスプリングレガッタです。地元開催のレースなので気合が入りますが、練習サボっていて果たしてどのくらい走れるのか・・・。少々不安も残ります。

Saturday, February 24, 2007

テーザーミッドウィンター2007 その②

2月18日(日) Race3~Race4

第3レース、マークは打ち変えていないので、そのままポートロングのコースです。またまた上1スタート&即タック。上は15秒前くらいに必ずルームができるのである程度余裕を持ってスタート。またまた右一本コースを取り2番で1カミを回航!後ろは団子です。風がほんの少し落ちてきたのでチャンスです。時々バングを抜くくらいの走り。それでもパフが入ると120kgチームにとってはまだ相当厳 しい風で、鬼ハイクが続きます。

ビターーっと起こして走る先頭艇の走りを見て、こりゃ敵わない~!とタジタジ。わたしのハイクが効かなくて申し訳なくなりますが、そんなの比べても仕方ありません。男女ペアでは頑張っている方なので、引き続きガンバリハイク。その後、下マークで痛恨のマークタッチをしてしまい、グルグル回っているうちに後ろの団子集団にあっさり抜かれてしまいます。のぼり角度はとても良く、走りの感触は更に良くなってきていたのでチコっと残念な6位。

第4レース、同じようにしつこく上スタート&右突っ込み。上マークに近づいてフレフレになってきた時、我慢して突っ込むか、振れタックで刻んで行くのか、判断が難しいところです。風速が落ちてきたので、ラルに入っても慌てずに対応する必要あり。最後まで集中、集中。岸に近づくと尚更なので、振れや強弱でワラワラせず、キチッとギアチェンジ&スピードを維持して走るのがキモです。ちょっとした位置の違いで抜きつ抜かれつとなります。
フィニッシュへのアプローチでは一度中へ入れてからポートでアウターを狙ってきたK会長に鼻の差で先に行かれました。(K会長はケースに纏わる判断からこのレースを辞退してRAFとなったため繰り上がって)4位。

最終成績は、10-6-6-4で第5位。得点は4位と同点でしたがタイブレークで相手が上でした。一応、尻上がりで良くなって来たのでヨシとします。優勝は3-1-1-2とすばらしいスコアでウド&M本さんチームでした。

今回は波の全くない強風~順風。軽量クルーのハイクアウトでは起こしきれず、大きなディスアドバンテージだったけど、走り自体は良い部分がたくさんありました。何よりのぼりは驚異的に良かったです。あとでスキッパーと話し合いましたが、ウドチームの走りは、ブームをできるだけ引き込んでビターっと起こす走り。パフでもブームを出さず上して逃がしているようでした。我がチームの走らせ方も同じです。ビターッとは起こせないので(^ ^;)のぼり気味の時間が多くなりますが、オーバーだけどフラットなこういうコンディションではブームをなるべく引き込んで走る、という1つのカタチを作ることができたのは収穫です。ウドさんのクルーを何度かしたことのあるわたしは、2人の走らせ方が似ているなと思いました。大きなガストを除きセールの出し入れが少ないのでヒールが一定で、安心して思い切り外に出てハイクできます。よく分からないけど、きっとテーザーで上して逃がしながら安定して走らせるのは、そうでなくてもツボの狭いテーザーで、更に狭いツボに留まりながらスピードを維持しなくてはならないので、こうやって書くほど簡単なものじゃないと思っています。尊敬。今まで色々な人と乗ったけど、そう感じました。

今回は、吹いてた割には自分の予想よりドタバタしませんでした。頑張って周りを見て一生懸命考えながら走らせたけど、相変わらず肝心な所でピントがずれていてゲ ームメイクに参加できていません。日々、勉強です。

スキッパー様の掌は「平成残酷物語」(←本人談)みたいに皮がベロロロロ~ンと剥けて見るも無残な状況 になってます。ワークマンで売ってる裏起毛の作業用あったかグローブ(分厚いゴム手袋?)は極寒セーリ ングにおいては優れものみたいだけど、うーん、摩擦には弱いみたいですねぇ(笑)

わたしはと言えば、4レースのフルハイクのあとにはツーピースドライの下が著しくずれ落ちて(-_-;)、泣 く子も黙る超ド級短足女になった挙句、もうあとちょっとでまきまき部分がほどけて浸水するところでした 。フー、あぶない、あぶない。

終わってみれば本当にメチャクチャ楽しいレースでした!わたしってホントにヨット好きみたいです。アハハ。

Tuesday, February 20, 2007

テーザーミッドウィンター2007 その①

2月18日(日) Race1~Race2

朝、目が覚めて最初に聞こえたのはザーザー降りの雨音。むぅ。ウェザーニューズ・ヨット情報で浦安マリーナの海況予報をチェックすると、雨は昼頃まで、北~北西の風が昼頃に平均10m/sの予報で、その前後は7~8m/sってところです。 これが本当だったらそんなにビビる風ではありません。なので、もう開き直って部屋からツーピースドライ の下だけ履いてチェックアウト。
ハーバーに到着すると、やっぱり強風波 浪注意報が出ています。まぁ確かに吹流しは真横を向いて暴れてるけど・・・。でもレースは全て予定通 りおこなうとのことだったので、我がチームは気持ちをカチっとレースモードに切り替えて、さっさと準備 してやる気マンマンでスキミに出ることにしました。だってー、ソワソワしている時間が長いと落ち着かないし、こんな時は準備万端にしておいた方が、心にもゆとりができるってもんです。 特にプレッシャーに弱い私にとっては。

シュラウドを半ピン詰めたので、カチカチタイトなセッティング。やっとのことでフォアステイを留 め、スライダーもMAXまで引いて、9:40一番最初にドックアウト。続いてイチゴ号。だいたいいつもこんな順番です。できるだけ早く海面に出てレース海面を何度も走り抜けて、シフトの傾向を見たり速いチームと走り合わせてセッティングを微調整するのは私たちにとってとても大切な時間です。それがその日のレ ース結果を大きく左右することも今のチームで再認識するようになりました。イチゴ号を見ていてもわかる けど、やっぱり速いチームというのは基本をしっかり実践して、いつも大マジメに取組んでます。あ、でも 津の全日本は二日酔いで優勝したんだっけ???

第1レース、風軸30~35度。時折おりてくる左のブローがしっかり入るとスタートラインはかなりシモ有利のバイアス。当然シモ目を目指してラインに入ります。シモ2番手でルームも十分、いい位置につけたと思っていた所、30秒前にさらにシモ振れし、アウターまで上りきれなくなってしまいました。ガーン!ジャイブして一番 後ろからポートスタート(T_T)

左のブローが気になるので、頃合を見てスタボーに返し左突っ込み。しかーしこのブローは前半だけで長く続かずまやかしに終わります。右を伸ばした稲毛の地元3艇が大きくゲインし、後ろから数番目での廻航。スピードも全く足りません。フリーでも思うように挽回できず10位でフィニッシュ。

最初から叩いてしまったので、ここで頭を冷やしてよーく考えます。まず、半ピン詰めているのに更に何でもかんでもタイトにしすぎでした。天気が悪いせいか風も強いように感じるけど、冷静になってみると、カチカチタイトにするほど吹いてはいません。これではまったくパワー不足でフリーも遅いはずです。クローズを もう一度ていねいに走り、ジブのサギング量を見ながらサイドのテンションを少し抜きます。カニンガムも引きすぎでした。反省!

コースについても全体的には風軸が少しずつ左に振って来ていたけど、やっぱり右?Uさん曰く岸近くでは風は岸から直角に吹くので、岸に近づけば風 は曲がって右振れ傾向です。久しぶりのレース、しかも少し吹いているのでドタバタしてしまい、こういっ た基本の定石を冷静に実行できませんでした。目先のブローに惑わされず、深く右へ行くほうが良さそうです。

第2レース、今度はカミ1から出て即タック。風が断続的に左に振れてきて、ポートロングになっています。上マーク付近はすごくフレフレなので我慢できずに一度左へ返すけど、結局右をキープした艇にはやられてしまいました。でもセッティングを変えてからボートスピードは格段に改善されて、のぼりも良くいい走り。6位。さっきよりはだいぶ良くなってきた! 【つづく】

Monday, February 19, 2007

稲毛プチ遠征

2月17日(土) 練習#21

2006年度の最終レース、テーザーミッドウィンターレガッタへ参加のため稲毛へプチ遠征です。ココの更新頻度で一目瞭然だけど、最近練習サボリ気味なので楽しみと不安が入り混じってソワソワしながら葉山へ向かいます。愛車へ愛艇を乗っけて湾岸をびゅーっと飛ばして1時間半ほどで稲毛ヨットハーバーへ到着。久々の稲毛です。前に来たのは一体いつだっけ?2003年頃かしら・・・。

ウドさんとM本さんがすでに艤装を始めてます。クイックランチのあと、葉山組4艇で揃って練習へ。
風はごく弱い東~東北東の風。久しぶりのコース練習。なんだか動きが雑で感覚も鈍っています。回航前後のルーチンワークも軽やかとは言えません。全日本前、頭の中ヨットのことだけになり、心も体も充実感がみなぎっていた、あの神経研ぎ澄まされた(・・・と自分では思っていたの ^_^; )感じは全くナシ。ハッハッハ。

まずは4艇で滑り。悪くはないけど、飛び抜けていいわけでもありません。フレフレの頼りない風で、走り合わせていてもちょっとした位置の差でまったく風が違うので、スピードチェックをしてもあまり当てになりません。翌日のレースは北西の強風が予想されているので、わたしはとにかく鈍った体を慣らして、 「今、風どうなってんのよ」 を常に意識することを心がけます。でも、パフとラルでの微妙なジブの出し入れも反応が遅くて指摘されっぱなし。シュン。こういう風でフネを止めずに走らせ続けるためには、阿吽の呼吸とスピード感覚の共有が必要ですねぇ。相変わらずレベルの低いズッコケクルーです。(T_T)

後半は、I高校のコース練習に混ぜてもらいました。短いコースだけど、レース形式の練習ができてよかったです。いくら弱い風でも、明日いきなりレースするのとは随分違うと思うので・・・。16:00近くまで充実した練習をして気分スッキリ。片付け後、みんなで東横インにチェックインし、シャワーの後はウドさん・M本さん組も加わって、賑やかにお好み焼きディナー&飲み。ウドさんにしょーもない日本語を教えてキャッキャと喜んだりしているうちに、楽しいプチ遠征の夜は更けていきました。

明日の天気予報は雨&強風らしいけど、今からそんなことを心配しても始まらないので、万全な体調でレースするために取り敢えず23時就寝!

Saturday, January 20, 2007

2007年初乗り!

2007年1月20日(土) 練習#20

予定合わなかったり、ブン吹きだったりで、ずいぶん長く間があいてしまいましたが、やっとこさ今日初乗りしました。ほぼ二ヶ月ぶり。今日は気温があまり上がらないようなので、あったかグッズをたくさん持って張り切って家をでたところ、空からなんか白いものが・・・。ん?気のせい、気のせい。

でも六浦のトンネルを超えた頃には、雪がジャンジャカ降り始めました。久々のテーザーなのに、よりによってこんな日に初乗りとは!! ま、今日は初雪、初乗りの初初づくしということで。

こんな日は誰もいないだろうなぁ、と思いきやハーバーに到着すると、もうFBのセイルが揚がっているのが見えました。そして来月のナショナルチーム選考レースに備え、ヨンナナやレーザーの数チームが集まってきていました。その中にマイコも発見。元気に頑張っている様子で久々のうれしい再会。本気モードの空気が流れるすぐ脇で、こちとら「寒い~」だの、「雪だよゥ」だの、ペチャクチャしゃべりながらのお気楽モードで艤装開始。

糸りんからクリスマスプレゼントとして作ってもらった新しいメンハリ。早速使って見ると、玉っころがなかなかシーブから出てこなくて結局フネを倒して通すことに。久々なので手際が悪い!あとすでに手がかじかんでるので少々時間がかかってしまいました。

北の風5~6m/s、ブローで7~8m/sほど。白波がほんのちょびっと立つくらいのすばらしいコンディションです。いつもの逗子湾ブローより風軸がやや左寄りなので、左海面、七里ガ浜のあたりから長く強いブローが安定して降りてきます。今日は、かなり寒いし久しぶりでもあるので、軽く乗ってフィーリングを確かめることをテーマとして走り始めました。顔と手が痛いけど、いい風だったので体を動かすうちにホカホカに。

クローズではバング全然引けなくて、握力腕力やっぱりちょっとなまってたけど、それ以外は想像していたよりは体も軽やかに動いて◎。
リーチングを走ると、スプレーをザバザバかぶりました。でも意外にも海水はかなりぬるく感じました。久々のテーザー、やっぱり最高にキモチイイ!風や波のフィーリングが、キールボートとは全然違います。短い時間だったけど、充実した時間。

かなり低い気温、おまけにいい風吹いて、雪まじりの雨、頭からずぶ濡れ。きっとこれ以上寒いコンディションはそうはないんだろうけど、全然オッケー、ダイジョブでした!
・・・なーんて言いながら、片づけが終わる頃にはすっっっかり体の芯まで冷え切って、口もまわらず舌を噛みそうでした(^_^;)その後、マリーナのお風呂で昼間っから一人で超長風呂。指が赤く腫れあがり痛くて湯船につけられないので、少しずつ慣らしながら解凍していきました。

ふー、初乗り完了!あと数回練習して、2/18のミッドウィンターにのぞみます。今年も楽しく乗れますように。