Tuesday, August 29, 2006

ゆるマジで行きます~

月曜の明け方、昨日の1レース目の2カミで右にやられて負けたところの夢見て目が覚めました。で、もう目ぇパッチリ冴えちゃって結局5:00に起きてしまいました。なんかわたし、ぶっ壊れちゃったみたいです。

新チームを結成して3回目の練習は、急遽エメラルドカップ出場となりました。テーザーでレースに出るのは昨年のスプリング以来なのでちょうど1年4ヶ月ぶり。草レースとは言え、なんか、ミョーに緊張。みなさん光り輝くバリバリのマイラーセイルで出艇。一方我がチームは練習用くたくたダクロンで参加(笑)。

風待ちのあと、南寄りのひょろひょろ風が入ってきてスタート。ラインのバイアスひどくグチャグチャになりゼネリコ。2度目のスタートはみんな結構低かったので高めのところを流して目立ってしまったけど、ギリで入ってオールフェアのスタート。
…スンマセン。1レース目で覚えていることは、あとはその夢に出てきたシーンだけです。
トップ争いをしていた2カミレグ。右のコースエンドにいたFBを良く見ておくように言われたのに、なんだかわたしはヒッチャカメッチャカになっていて、全然風を見れませんでした。パラレルでシモにいたジョーマホ艇とハルレイ艇がポートに返し早めに右へ。わたしたちはスタボで前を切り左をキープ。でも結局はペケ、だめでした。右にパフが入り完全にやられてパァです。
そしたらUさんが、「次は絶対トップとろう」と言うんです~。
あのぉスミマセンわたしそんなこと今まで
言った事も考えた事もないです~。
2レース目もロケットスタート成功。ちゃんとしたスタート切るのはテーザーとFBくらいで、あとは皆さんかなりのんびりしてます。ま、そういうレースだからいいんだけど。1カミレグは艇団の中にいましたが、2カミで右に出てあとはマイナスアングル走らないように振れタックのみ。ぐんぐんぐんぐん面白いように前に出ます。「高木裕の図解ヨットレーシング」見てるみたいに。後続大きく引き離し着順4位、テーザーで1番でフィニッシュ。くたくたダクロンで。

オカに戻ると 「あの人一体ナニモノ?」 と質問攻めに遭う。前を走ることに慣れていない私だけど、前走ったのはやっぱり気持ちよかったです。前で勝負して初めて分かることもたくさんだし。でも、もし今のチーム力が10だったとしたら、内訳はUさん9、わたし1ってかんじ。相変わらずヒモ引っ張ってるだけだし。なか~りブルーになります。そしたら、ブルーはやめてピンクで楽しく行こうと言われました。

ま、ブルーになってても始まらないですけどね。らしく「ゆるゆる」で行きます。「ゆるマジ」?でレース活動できるところがテーザーの楽しみの真髄ですから。
まずは走ってるときの意識レベルを同じところにもっていけるようガンバリマス。
だって、Uさんが産毛逆立てて集中してフネ滑らせてる時にわたし、「お腹すいたなぁ」とか考えちゃいそうでコワイもん。

やでしょー、そんなクルー!

Saturday, August 26, 2006

テーザーネタで痛飲!

Georgeとろってんとヨンナナ乗りの若人と5人でミーティング(という名の飲み)。
先週の水・木と乗ってからまだ10日も経っていないというのに、わたしの頭の中では色んなことがグルグルグルグルしていてそろそろ収拾が付かなくなってきた頃なので、誰かに話を聞いてもらうというのはとてもよいセラピーになりました。 終電はなくなったけど…。

何がモヤモヤしてるかと言うと・・・。そんなこと整理して説明できるなら最初からモヤモヤなんてしませーん!で、結局結論が出たわけじゃないけど、全日本まではとにかく楽しく頑張って、本当にダイジなのはそのあと自分がどうしていくかってことだけかな。全日本が終わってそのまましぼんだりしないように。

関係ないですが、長らく愛用していたNikon E5700が壊れてしまいました。Flickrで写真の勉強をしていたのにかな~りショックです。実はほんの数週間前までは、せこせこと貯めたカメラへそくりを使って9月発売のD80買う気マンマンになってました!なってましたとも!
なのにここ数日、わたしはそのカメラへそくりでテーザーのマイラーセイルを買っちゃおうかと本気で考えていたのでした。矢先、壊れた!

これ、どういう意味?カメラ買えってこと?セイル買っちゃダメってこと???

Wednesday, August 23, 2006

ゼロロクのこと。

フネには人それぞれに思い入れってもんがあります。わたしの愛しのゼロロクは、訳あって逗子の置き場に長いこと放ったらかしになってます。
相棒だったギャワがヨットやめる時、最後にガシと両手で握手し「ゼロロクをよろしく頼む」と言われてからもう4年半経ちますが、生きてるんでしょうかね~。無事なんでしょうかね~。どっかでこれを読んでたら連絡くれー。

さて、このたびUさんと乗るにあたって、駐車場や地の利も考えてとりあえずあぶずりで練習を開始することにしましたが、ボロの艤装ではあまりにも申し訳ないと思い、あぶずりに置いてあるsugoiと逗子のゼロロクの艤装品を全とっかえしました。どうぜ全日本はゼロロクで出るんだし、少しの間だけ、と思って。

sugoiは700番台・セブンハンドレットドリーム(超軽量時代のハルでプレミアム付くフネもあるとか?)の古いフネですが、中はカラカラに乾燥していたし、特に何も問題はありませんでした。そうなると、全日本も別にこれでいいんじゃない?ってなります。当然。でもどうしてそう思えるかと言うと、ハル以外はセイルもフォイルもマストもリグもぜーんぶゼロロクの艤装品を使っているからです。そもそもsugoiのティラーは木だし、フォイルだって水ペーパーかけてもかけてもザラザラ、すべてがレトロでくたびれてます。きっとオリジナル艤装のままで乗ってたらsugoiで全日本に出るなんて考えもしなかったはず。

かわいそうなゼロロクは酷いオーナーに身包み剥されて?ハルはほったらかしのままです。船齢はsugoiより遥かに若く、一緒にワールドにも行った大切なフネなのに。だから、このまま艤装品をアベコベのまま使い続けるのは、どーーーしても気が進みません。sugoiを持っているのに、何のために更にゼロロクを買い取ったのか、それは単なる愛着といえばそれまでだけど、ずっと手元に置いておきたいという特別な感情からです。


全日本にはゼロロクで出たい…(ボソッ)
しかーし、私のそんな気持ちは誰も知る由もなし。という訳で、ゼロロクの保管場所について頭の痛い日々を送ってます。

Monday, August 21, 2006

2日連チャンの練習

本当に単細胞で申し訳ないんですけど、なんとその翌日も乗ることになってしまいました。

1日目は初日ということでまぁ無理せずに… なーんて思っていましたが、結局ジョージ&ろってん艇、こまP&マサル艇とともにショートコースをぐりぐりぐりぐり廻って、炎天下で犬のように舌出してハーハー息を切らす羽目に。ホント久しぶだったのでエライ大変でした!でもクルーワークは案外忘れていないもんです。ま、軽やかにできたかどうかは別として。ハハハ。後半は、長い距離で滑りの練習をたっぷり。3艇の中では一番軽かったので、まっすぐ走る分には悪くないスピードだけど、たぶんちょっとでも吹いてきたら、すぐにイッパイイッパイになって、ドタバタになることは想像に易しいけど。とにかく初日は充実した練習になりました。

2日目は練習相手はいなかったけど、ボートハンドリングをみっちりと練習。昨日初めて乗ってみて、わたしの「センサー」はかなり錆付いていたことを実感。ただ、ヒモ引っ張ったり、棒ひっくり返したりしていただけ。そんなのはできて当たり前のことで、練習すればサルでもできること。あまりにも自分に自信がないのですぐ黙んまりを決め込む「サイレント・クルー」になってしまうし。胸焼けのような自己嫌悪に陥りましたヨ。勘、取り戻せるのかなー。まぁ、そんなたいそうな勘も元々持ち合わせてないケド!もう少し乗り込めば、もう少し余裕できるかな。

この2日間の練習で、すっかりテーザーモードにスイッチが入ってしまいました。頭の中、テーザーのことだらけ。

どうしたらパートナーのレベルに近づけるんだろう。
どうしたら意識レベルの差をうめてアタマの中身を共有できるんだろう。
そもそも、そんなの無理?

3分に1回くらいため息出ます。色々考えすぎて動物園のクマみたいにリビングをウロウロし、アタマぐちゃぐちゃになると時々ソファーにダイブしてクッションに頭突っ込んでます。

とりあえずは、またこういう気持ちになれた事がうれしいくもあります。
わたしのヨットは、いつもいつも周りの人に助けられて、やさしい心配りに支えられています。T長さんはじめ、葉山のテーザーな人々にも感謝しなくちゃいけません。

次の練習が待ち遠しいです。

久々のテーザー

夏休みの中盤、8月16日 久々のテーザー。
テーザー協会の広報の任期がやっとやっと終わって、燃え尽き症候群みたいになってくすぶって(いじけて?)いた私のところに、T長さんからパートナー紹介のメールが来たのが6月半ばのことでした。知ってる人は知ってるけど、私のテーザー計画は節目節目の決断がことごとくハズレて、いばらの道を歩んでます。憂鬱な問題山積!アタマ痛い~!・・・と思っているうちにだんだん情熱とパワーが薄れてきて、とうとう 『もうどうでもいいや、別に乗らなかったら売っちゃえば』 という超ネガティブ症候群に陥っていたところです。なので、うーっ、紹介して頂いたのはとてもありがたい事だけど、困ったなぁ、でもせっかくだからとりあえず顔合わせだけしてみればいいか、という軽い気持ちで会ってみることにしました。で、じゃ、まず一度乗ってみますか、ということに相成ったのでした。

で、話聞くうちに、その方、なんでもかつてヨンナナのナショナルチームでオリンピック強化選手として活躍していたらしく、わたしは一気にビビリバビデブー子になってしまったのでした。あー、やだやだ。普段はかなりハッタリ系でエラぶってる私ですが、やっぱりテーザーではどうしても無敵モードになれません。なれっこありません。だって本当に何もできないしヘタクソなんだもん。

今更、また知らない人とチーム組むなんてできるのかなぁ、色々気遣いしたりしてそういうのってすごいストレスになるんじゃないかなぁと、ワクワクする反面、気が重いような、なんとも複雑な気持ちで葉山へ向かったのでした。

で、結論書きます。

ウヒャー、すごい楽しかった!!テーザーってやっぱりサイコー!!
…カナリ単細胞でどーもすみませーん。

というわけで、とりあえず全日本を目標に頑張ってみることに決定。