Wednesday, August 23, 2006

ゼロロクのこと。

フネには人それぞれに思い入れってもんがあります。わたしの愛しのゼロロクは、訳あって逗子の置き場に長いこと放ったらかしになってます。
相棒だったギャワがヨットやめる時、最後にガシと両手で握手し「ゼロロクをよろしく頼む」と言われてからもう4年半経ちますが、生きてるんでしょうかね~。無事なんでしょうかね~。どっかでこれを読んでたら連絡くれー。

さて、このたびUさんと乗るにあたって、駐車場や地の利も考えてとりあえずあぶずりで練習を開始することにしましたが、ボロの艤装ではあまりにも申し訳ないと思い、あぶずりに置いてあるsugoiと逗子のゼロロクの艤装品を全とっかえしました。どうぜ全日本はゼロロクで出るんだし、少しの間だけ、と思って。

sugoiは700番台・セブンハンドレットドリーム(超軽量時代のハルでプレミアム付くフネもあるとか?)の古いフネですが、中はカラカラに乾燥していたし、特に何も問題はありませんでした。そうなると、全日本も別にこれでいいんじゃない?ってなります。当然。でもどうしてそう思えるかと言うと、ハル以外はセイルもフォイルもマストもリグもぜーんぶゼロロクの艤装品を使っているからです。そもそもsugoiのティラーは木だし、フォイルだって水ペーパーかけてもかけてもザラザラ、すべてがレトロでくたびれてます。きっとオリジナル艤装のままで乗ってたらsugoiで全日本に出るなんて考えもしなかったはず。

かわいそうなゼロロクは酷いオーナーに身包み剥されて?ハルはほったらかしのままです。船齢はsugoiより遥かに若く、一緒にワールドにも行った大切なフネなのに。だから、このまま艤装品をアベコベのまま使い続けるのは、どーーーしても気が進みません。sugoiを持っているのに、何のために更にゼロロクを買い取ったのか、それは単なる愛着といえばそれまでだけど、ずっと手元に置いておきたいという特別な感情からです。


全日本にはゼロロクで出たい…(ボソッ)
しかーし、私のそんな気持ちは誰も知る由もなし。という訳で、ゼロロクの保管場所について頭の痛い日々を送ってます。

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