Tuesday, February 20, 2007

テーザーミッドウィンター2007 その①

2月18日(日) Race1~Race2

朝、目が覚めて最初に聞こえたのはザーザー降りの雨音。むぅ。ウェザーニューズ・ヨット情報で浦安マリーナの海況予報をチェックすると、雨は昼頃まで、北~北西の風が昼頃に平均10m/sの予報で、その前後は7~8m/sってところです。 これが本当だったらそんなにビビる風ではありません。なので、もう開き直って部屋からツーピースドライ の下だけ履いてチェックアウト。
ハーバーに到着すると、やっぱり強風波 浪注意報が出ています。まぁ確かに吹流しは真横を向いて暴れてるけど・・・。でもレースは全て予定通 りおこなうとのことだったので、我がチームは気持ちをカチっとレースモードに切り替えて、さっさと準備 してやる気マンマンでスキミに出ることにしました。だってー、ソワソワしている時間が長いと落ち着かないし、こんな時は準備万端にしておいた方が、心にもゆとりができるってもんです。 特にプレッシャーに弱い私にとっては。

シュラウドを半ピン詰めたので、カチカチタイトなセッティング。やっとのことでフォアステイを留 め、スライダーもMAXまで引いて、9:40一番最初にドックアウト。続いてイチゴ号。だいたいいつもこんな順番です。できるだけ早く海面に出てレース海面を何度も走り抜けて、シフトの傾向を見たり速いチームと走り合わせてセッティングを微調整するのは私たちにとってとても大切な時間です。それがその日のレ ース結果を大きく左右することも今のチームで再認識するようになりました。イチゴ号を見ていてもわかる けど、やっぱり速いチームというのは基本をしっかり実践して、いつも大マジメに取組んでます。あ、でも 津の全日本は二日酔いで優勝したんだっけ???

第1レース、風軸30~35度。時折おりてくる左のブローがしっかり入るとスタートラインはかなりシモ有利のバイアス。当然シモ目を目指してラインに入ります。シモ2番手でルームも十分、いい位置につけたと思っていた所、30秒前にさらにシモ振れし、アウターまで上りきれなくなってしまいました。ガーン!ジャイブして一番 後ろからポートスタート(T_T)

左のブローが気になるので、頃合を見てスタボーに返し左突っ込み。しかーしこのブローは前半だけで長く続かずまやかしに終わります。右を伸ばした稲毛の地元3艇が大きくゲインし、後ろから数番目での廻航。スピードも全く足りません。フリーでも思うように挽回できず10位でフィニッシュ。

最初から叩いてしまったので、ここで頭を冷やしてよーく考えます。まず、半ピン詰めているのに更に何でもかんでもタイトにしすぎでした。天気が悪いせいか風も強いように感じるけど、冷静になってみると、カチカチタイトにするほど吹いてはいません。これではまったくパワー不足でフリーも遅いはずです。クローズを もう一度ていねいに走り、ジブのサギング量を見ながらサイドのテンションを少し抜きます。カニンガムも引きすぎでした。反省!

コースについても全体的には風軸が少しずつ左に振って来ていたけど、やっぱり右?Uさん曰く岸近くでは風は岸から直角に吹くので、岸に近づけば風 は曲がって右振れ傾向です。久しぶりのレース、しかも少し吹いているのでドタバタしてしまい、こういっ た基本の定石を冷静に実行できませんでした。目先のブローに惑わされず、深く右へ行くほうが良さそうです。

第2レース、今度はカミ1から出て即タック。風が断続的に左に振れてきて、ポートロングになっています。上マーク付近はすごくフレフレなので我慢できずに一度左へ返すけど、結局右をキープした艇にはやられてしまいました。でもセッティングを変えてからボートスピードは格段に改善されて、のぼりも良くいい走り。6位。さっきよりはだいぶ良くなってきた! 【つづく】

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