Sunday, October 4, 2009

テーザーワールド① 出発、到着、計測。

9月17日(木)深夜に都内を出発

準備委員会と選手の二足の草鞋で、楽しくも忙しい、いや忙しすぎる一年を駆け抜けました。何とかなるとタカをくくっていたけど、夏になり準備も佳境を迎えると、山のような作業と調整ごとでもう狂気の沙汰みたいになってしまい・・・。結局、最後の1ヶ月は寝る時間も激減して練習どころではなくなってしまいました。フネのことは全てHさんに任せきりになってしまい申し訳なかったけれど、自分の準備はメチャクチャでもフネだけは完璧に仕上がって新艇みたいにピカピカになったので、気持ち良く出発です。

で、出発の日も直前までウェブの更新やメールの処理などをやっていて、それから大急ぎで家のことを片付けて、結局自分の荷造りに残された時間は30分で、適当にぐいぐい詰め込んで出発することになりました。フー。こんなワールドでいいんでしょうか。でももう泣いても笑っても始まります。

Hさんをピックアップして、伊勢湾岸道に入る頃にはすっかり夜が明けました。渋滞も無く、順調に海南インターに到着。カートップの長距離ドライブでハルが汚れるので、現地でバフがけをすることに決めていましたが、ドタバタしていてコンパウンドを忘れてしまいました。Oムラボートオススメの、「3Mのダイナマイトカット細目」をHさんが入手してくれたんだけど。
インターの近くにコーナンがあったので、そこに立ち寄って代用のコンパウンドなどを仕入れ、いよいよマリーナシティーに到着です。

O坪デザイン協力のもと、広報担当分として苦労して作った巨大看板が、セーリングセンターの入口に鎮座しています!なんだか不思議な気分です。今までみんなで準備してきた大会がいよいよ始まります。色々なことがあって本当に大変だったので感無量です。期間中もきっと色々なことがあると思うけど、それでも選手として参加できるのはとても幸せなことです。そして、色々ありながらも、理事として最後まで脱落せずに、みんなと一緒にここで開幕の時を迎えられて本当によかったです。周りの皆さんに本当に感謝しなくてはいけません。

到着するとお馴染みの顔ぶれや、懐かしい海外勢に迎えられました。わたしにとっては2003年以来のワールドです。ウドさんクルーのヤンさんと会うのは、2001年のウィツタブル以来です。Timもマユミさんもいます。ビクトリアで会ったガイ&マリーとも再会。楽しくなってきました!(≧∇≦)

フネをおろしてひっくり返し、ボトムを水洗いし、バフがけの前に1000番のペーパーをかけました。それから2基のバフがけマシン使って、一気に磨き上げました。顔が映るくらいにピカピカです。それから洗剤で油分をしっかり洗い落として水分を取ったあと、親水性をよくするコート剤で仕上げて完了。


パーツ類も一通り新しくなってどこにも不安はなく、使い勝手も格段によくなりました。昨年、Hさんをひっぱりこむまでは、自分のフネがここまでピカピカになるとは思っていませんでした。女って、ホントこの手の事はダメなので、とても感謝しています。

午後3時すぎ、チャーターボートの抽選をやっている隙に、バラストをセットしていざ計測へ。ここ数ヶ月頑張って増量キャンペーンをしてきたけど、最後の詰めが甘くわたしは約束した目標体重に1kg弱届きませんでした・・・。(Hさんごめんなさい)。フネの分3kgも合わせて10.8kgの特製固定バラストで余裕があるはずだったのに、350g不足でした!なので、1kgの平たい鉛を半分に切って追加してボルトで留めて再計測。ふー。


Hさんがフル艤装の重力中心を計算してくれて鉛を型で溶かして作った特製バラストです。

やれやれですが、計測も無事クリアしたので、ハーバーを後にします。買出し、夕食、お風呂と済ませたら、流石に超グロッキーになってしまい、早々に就寝となりました。

No comments: